
Photo by
juritakai
背理法について①「うそつきを見抜け!」※追記9月24日
命題と論証に突入し、いよいよ数学Ⅰも終わりが見えてきた。
この章は、数学を学ぶことの意義に気づかせてもらえる分野である。
なぞなぞに近いような感覚で、楽しんで取り組んでほしい。
【添削課題】
A,B,C,D,Eの5人は、次のように言っています。
A「私は正直者です。」
B「Aはうそつきです。」
C「Bはうそつきです。」
D「Cはうそつきです。」
E「Dはうそつきです。」
5人のうち、正直者は2人で、残りの3人はうそつきです。
この5人から正直者を見つけるにはどうすればよいでしょうか。
背理法は非常に強力な手法である。 命題の否定形を考え、その矛盾を導き、元の命題が真であることを示す。きっちり決まると説得力があるし、なんかカッコいい。