社会人をしばらくやってみて思ったこと 13
さて、ここまでいろいろ書いてきましたが
話題を少し変えて作業員さん(職人さん)との関係性を少し書こうと思います。
学生の人なんかはイメージがつかないと思うのでまとめてみます
図にするとこういう関係性になります。
ざっくりと書いたのであれですが、協力会社さんは1つだけではなく
大小様々いろんな会社があります。
この1次請け、2次請けのように3,4,5とさらに行く場合もありますし
最終的には「一人親方」と言って「一人社長」の人たちも居ます。
一人親方ってのはその名の通り、今のフリーランスとかアルバイトに近いものがあります。
そうきくと生活が不安定そうなイメージがありますが、設備業、建築業の業界では違います。
それは「とても能力のある人」が独り立ちをする。
そして、会社という組織に属していると「年功序列」でどうしても「管理職」にならなくてはならないということになります。
そういうことが嫌な人、そして能力の高い人は「一人立ち」をしてしまいます。
ですが私の会社にとってもそうですし、親会社にとっても「現場を知りうる重要な人」になるので仕事を依頼しないなんてことはありません。
むしろ、他の人より特別いいお金を払ってでも仕事をしてもらう。そういう人たちが居ます。
もちろん、勤続年数が20~30年を軽く超えてる人たちがそういうことをするわけなので、信頼度や実績はとても高いです。
そういう人たちを取りまとめて一つの現場を終わらせるのが私のやっていたことになります。
だから、過去には「昨日までホストでした」って人や「魚の研究をしてました」なんて人が来ることも(笑)
だけど、どんな人が来たとしても「仕事」は待ってくれません。
だから、「高飛車ではない、ある意味小学生が見ても理解できる要領書」が必要になるわけです。
書き方としては下のように「絵」を書いて「文字を入れる」それも例えば
単純に「養生して固定する」って書き方ではなく「レバーブロック(トラックとかで荷持が崩れないようにするやつ)を使って固定する」みたいなかんじですかね
こうやって書いて渡して説明すると現場の人は
「あーこういう感じねわかったわ」って言ってくれることが多いですし
もし不備があったら「ここはこうじゃない?」とか言ってくれます。
重要なのは「この上記の図」は「顧客や上司に提出する用のものではない」
単純に「職人さんとの打ち合わせ」に持っていくようなものなので、
「本当なら書いちゃいけないこと」も書いておきます(笑)
「ここがわかりません!」とか「この数字が不明確なので出たとこ勝負になります!」とか
でもそういうの書いとくと笑って相談に乗ってくれたりとか
ああ、ここがわからないのねみたいな感じになります。
カッコつけて置く必要はまったくないってことです