社会人をしばらくやってみて思ったこと 16

そうやって仕事に慣れてくる時、不思議なことにやっぱり「失敗」するんですよねぇ(笑)

私が印象に残っている「失敗」はやっぱり「外から見たら失敗」には見えません。

失敗ってのはまあ嘘になるんですけど、それは置いておいて

とにかく、任されたのは

「大型の機械のメンテナンス」です

わかりやすくざっくり言うと

重量150tくらいの機械を40人動員して2週間2交代で作業を行う工事の担当になりました。

ホントなら若すぎて担当になれない工事です。

そいでやったことは「施工設計」の部分で、「どうやるか?」を考えるわけですが

なにせ大きいものを扱うので「部品」は余り変わらないのですが

「遠近感」つまり「許容範囲」ってものが変化してきたわけですねぇ

「普段なら使わない部分まで十全につかう」みたいなものでしょうか

車で普段高速を100キロで走っているのを急に180キロにしましょう

みたいなそれぐらいの変化だと思ってくれればいいと思います

そうなってくると何がものを言うかと言うとやはり「経験」です。

なので「経験しているところ」は「スムーズ」にいきましたが

本体を動かす時にできないことに気が付きます。

経験不足と詰めが甘かったとしか言いようがなく

結構落ち込んだときがありました(笑)

でも、なにより助けられたのは

「作業員さん」は「誰一人として私を責めなかった」のです。

「上司や先輩や同期は責めてきました」

ですが、本当に一緒にやってきた「戦友」は

決して私を責めなかったです。

今でも覚えているのが

「すません、うまくいきそうにないです」

と私が言うと

「おまえは頑張ったんだから、でもしょうがないだろ、考えてなんとかしよう」

と言われました。

私は私自身の人生はいつもこうです

必ず、必ず周りに「諦めない人・前を見る人・待てる人・明日を変えることができる人」が必ず近いところにいて

その人たちが「何かしら助けてくれる」ってことが多いです。

でも「助けてほしいから」「頑張った」わけではありません。

結果を求めて行動することも必要なのでしょうが

行動したから結果が付いてきたということでしょう。

与えられた物をとりあえず遂行していく

今の風潮だと「ブラック」とか「無責任」とか「辞めないの?」

とか言われてしまうと思いますけど

そういうのは抜きというか関係無い気がします。

でも、「自分の前にあることから、できることから片付けていくこと」

の大切さをこの「失敗」によって知ることができたのです

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