社会人をしばらくやってみて思ったこと 8
そうやって過ごして半年が経ち始めると
突然に、、、とは言っても予定表がないのですから突然なのはいつものこと
「釜石に技術営業に行く」と言われて
何の説明も無いままに機材を準備してついていきました。
この「技術営業」ってのは何なのか?といいますと
要は「メンテナンス・工事」を行う会社は沢山存在しますが
「この機械がこれくらいで壊れるのでこういうメンテをしましょう」という
「判断材料」を「顧客に提供できる」企業はあんまり無いです。
わかりやすく例えると「耐震補強」に近いところがあります
コンクリートで作られた建物が震度いくつ以上では危ないとか大丈夫とか
5以上に耐えられるようにするにはこういう補強をしましょうとか
そういういわゆる「技術診断」を行いそのついでに「その工事」もひっくる
めて請け負うというスタイルの話。
ようは「単純に工事だけ請け負うってのは競争相手が多い」とのことです。
まあそういうわけでなにが何やらわからないままでしたが
「作業」は基本的に変わらないのでそういう準備をして釜石に向かいました。
その後も、茨城・愛知・大阪・群馬・山口など点々とそういう作業をしていきましたし
気がついたら東京の本社に出向いて「報告書」を書く真似なんかもしたりしてました。
この「技術営業」を主体的に勧めているのは「営業部」で「メンテナンス部」
はそこまで関わっていませんでした。
どこをどういう取り決めで私を使っていたのか?ってのは今でもわかりませんが
とにかく「部署関係なく使われる」ことが増えていったのもこの時期です