社会人をしばらくやってみて思ったこと 11
「これも経験である」
それに尽きるのかもしれません。
そういうことがあった時期に同期とご飯とかを食べに行った時
仕事の話とかをした時に
気がついたのが「同期はまだ、そういう自分のような失敗をするようなこと」をしていないことに気が付きました。
大体の人は「先輩や上司の鞄持ち」的な位置にいるのに対して
私は「失敗するような場所にいた」
多分、ただそれだけの違いだったんだと思います。
新人1年目の時期に「一人で現場を任せる+フォローしない・教えない=失敗する」なんて図式は誰がどう見たってそうでしょう。
ただ、この時期に「無責任」ではありましたが「失敗」を積み重ねることによって「自分自身の経験値」を跳ね上げていくことに今後なっていきました。
「失敗」とは書きましたが、「一応、全ての工程が終わって」顧客に引き渡す時には「ちゃんとした状態」で渡せているので
「結果」を見れば「オールグリーン」つまり問題なしなわけです。
だから、この失敗ってのは「嘘」でもあります。
結果的に仕事上は失敗してません。
が「うまくいかなかった」とか「スムーズじゃなかった」という場所が
自分の中に蓄積されていきました。
逆にいうと、そういううまく行かないところってのが
実は「作業のポイント」になっていてそこさえ抑えておけば
「他のこと」がスムーズに行くということも学びました。
なので、同じような現場が回ってきた時は
「水抜きはいつやります?」とか
「油漏れするかもしれませんからシーリング」しましょう
など、作業員さんと相談できるようになっていました。