大人になるって、どういうことだろう?
こんばんは。
外食しない日は基本的に納豆とキムチで生活をしている
心理学独学生ばらみです。
わたくし、過去にコピーライター養成講座を受けていたことがあります。
求人広告ライターの仕事をもっと面白くできたらいいなと思い、
半年くらいかけて通っていました。
コピーライター養成講座では、
毎週著名なコピーライターの方が登壇され、課題を出されます。
今回の記事のタイトルは、その当時の課題のことなのです。
大人になるとはどいうことか、
そのキャッチコピーを考えなさい。
”キャッチコピー”ですから、
人の心を掴むようなコピーでなければいけません。
当時27歳。どんなコピーを提出したのか実はもう記憶がありません。
けれど、ときどきふっとこの課題のことを思い出します。
たぶん、考えても、よく分からなかったからだと思います。
ちなみに、今も明確な答えは出ていません。
あれから数年。
すごく嬉しいこと、どうしようもなく悲しいことや悔しいこと、
そういう感情が何度か通過していくうちに、いくつか見えてきたことがあるのです。
■大人とは、いろんな顔を持つことが楽しめる人のこと
■永遠がないことを知り、一瞬の喜びに感謝できること
■忘れることを上手にできる人
はい、全然キャッチーではありませんね。
でも、本当にこう思うのです。
これが本当の自分なんだ!とこだわることから離れてみる。
環境も変わり、人も変わり、当然自分も変わっていきます。
たとえ周りが「あの人は変わっていない」と言い張ったとしても。
こうあるべき自分!
そう考えることを否定したいわけじゃありません。
ただ、そう思うと、思わぬ人間関係の摩擦が起きたときに、
すっごく消耗してしまうと思うんです。
こんなに武装していたはずなのになぜ?
わたしのどこがいけなかったの?
自分に対する大量の矢印が刺さってしまうと、
そこから取り出すのは結構むずかしいです。
また「あるべき」っていう表現があまりに強い時って、
実は脳内で下記のように変換されている可能性があります。
わたしはこうあるべき
↓
わたしはこうあらねば愛されない(大事にされない)
もちろん極端な例ですが、
もし仮にそう思ってしまうなら、
思い切ってその感情から離れてしまいましょう。
人は変わり続けるし、
愛されないなんて誰も証明できないのです。
長くなってきたのでそろそろ締めます。
【まとめ】
大人になるとは、変わることを楽しみ、
自分にいろんな一面があることを受け入れること。
過去の自分なんてものは、もう存在しないのだから、
ときには大胆に忘れ、明日への一歩を踏み出すことも大人の技である。
ここまで読んでくださったあなたは、
大人になるってどういうことだと思いますか?
もしよかったら聞かせてください。
※追伸
心理学の中では、精神的な成熟を迎えるための
イニシエーション(儀式)がときに重要な役割を持つことがあります。
その辺も、また今後書けたらと思っております。
本日もお疲れ様でした!