11月からチーム練習に復帰して毎回の練習が楽しいものだと勘違いしていた。 自分の持ち味全てが無くなった 緩急で抜く縦のドリブル、カットイン。 ロングボールの正確性、スルーパスの質。 全て無くなっていた。 自覚はしていたつもりだ。 しかし、いざこうなるとかなりショックである。 「少しはやれるんじゃないか」 「何本か蹴ったら元に戻るだろ」 考えが甘すぎた。 トラップなんて足元に止まりやしない。 パスもまず足を縦にして蹴ることが出来ないからロングボールなんて蹴れやしな
7月26日金曜日。 選手生命に置いて忘れることは無い最悪な日。 全てはここから始まった。 相手に足を持っていかれて足首骨折。 手術し、プレート1枚、ボルト6個。 トレーナーのせいで皮膚が凍傷、壊死してそこを切り取る。 完治までは3ヶ月。歩けるようになるのはその先と言われた。サッカーなんてしてる場合じゃなかった。 そこからの日々は地獄だった。 ベットの上で寝たきり。 朝起きる、ご飯食べる、寝る、昼ごはん食べる、寝る、筋トレ、夜ご飯、寝る。 この繰り返し。頭がおかし
ドイツに戻ってきて1週間と少し。 リハビリは順調過ぎるほど上手くいっている。 足の痛み、つっぱり感、皮膚の状況。共に申し分ない。 チームの全体練習にも所々参加し始めている。 このままいけば前半戦の最後には間に合いそうだ。 だが、ひとつ懸念点がある。 それは、元のプレーは出来そうにないという事。 全体練習に混ざって分かった。ドリブルが思うようにいかない。 まぁ、まだちょっとしか混ざってないからなんとも言えないが嫌な予感はする。 パス回し、ミニゲーム。 パスの精度は
日本に帰ってきて1ヶ月ちょっと。 怪我の調子は良好。8割くらい回復してきた。 そして明日満を持しての出国。 本当に嫌。正直ドイツに帰りたくない。 何故かって?また孤独の生活が待っているからだ。 今回の帰国で色々な人に会って離れるのが正直きつい。楽しかった思い出が一気にゼロになるからだ。 1年経ったとはいえまだこの孤独感に慣れれる訳が無い。(恐怖1) サッカーに関してはもうやってみないと分からない。 だけどもう、元の俺本来のプレーはできないと思う。 またプレースタイ
自分を信じないやつなんか努力する価値は無い。 漫画、アニメのNARUTOのキャラクターマイト・ガイが弟子のロック・リーに送った言葉。 やはり漫画はすごい。心に刺さる言葉が無数にある。 今の僕はロック・リーと同じだと思う。 怪我をし、チームの雰囲気はどんどん良くなっていくのに、自分だけ遅れている現実。 全てを失ったと思う。今まで積み上げてきたもの、経験したこと、頑張って努力してきたこと、 全て無駄だったのではと何度も思った。 「自分を信じないやつなんかに努力する価値は無
シーズン開幕直前。自身のコンディションも上がってきた。スタメン出てれるだろという所まで来ていた。 その矢先、右足遠位腓骨骨折。手術をしプレート1枚。ボルトを6個でガチガチに固定。 これからだって時になんでこうなる。 なんで俺だけこんな目にあってるのか納得いかない。これはいらない経験。 いつもはこの様なノートは書かないが今回は許して欲しい。なぜならこれがリアルだからだ。 シーズン1年目。試合に出れず勝手に涙が出てきた日々。食事も喉を通らない。 最悪な1年目を乗り越え
結果が全てのこの世界。 どんな努力をしてようが関係ない。結果で全てがひっくり返るのがスポーツの世界。 俺だって戦っている。ポジションは左ウイング。 ドリブルで何人もの敵をぶち抜いてアシスト、シュート打ったり。 だけど、守備で貢献している選手の方が評価は高い。俺の攻撃は眼中にない。 今日試合があった。後半ラスト20分からの出場。ポジションはCF。なんで。練習で左であんなけ魅せてんのに。 先週の試合も5部相手にドリブルで3枚抜いていい所で上手くファールを貰ってチャンスを作
24/25シーズンがそろそろ始まる。 松本侑大第2章の始まり。 最近ずっと思う。なんで海外まで来てサッカーをやってるのか。 もちろんプロになるため。でも本当にそれだけでいいのか分からない。 最近サッカー漫画のアオアシを1から読み直している。 そこで栗林という選手が放った一言 「今この瞬間世界最高の選手って誰だ?俺は、それが俺でありたい」最高に痺れた。2回目なのに だから俺もそうする。俺の今の夢は唯一無二の選手になる事。プロになるのは通過点に過ぎないただのスタートライン
長いようで短いシーズンが終了しました。 たくさんの中からこの投稿を見つけて下さりありがとうございます。今回はシーズンが終了した今、感じた事やこれからに向けてを話していきたいと思います。 7月に加入して怒涛の1シーズンが先週終了しました。ひとまず俺よ、お疲れ様。よく耐え抜いた。 この1年間の経験値はえぐいと思います。嬉しかったことや絶望を味わったり、メンタル崩壊。 1軍で試合に出るつもりが気づいたら強制2軍送り。3軍まで経験した。本当に絶望した。どんだけ練習で調子が良く
結果が全て。証明しろ、自分のために、そして応援してくれる仲間のために。 こんにちは。数ある中からこの記事を見つけて下さりありがとうございます。今回は前回の記事の続きというか、その後について話していきたいと思います。 忘れもしない4月10日の試合。(前回のを読んでください)あれから僕はかなり落ち込みました。 寝れない。ご飯が喉を通らなくなり食べれなくなる。体重が劇的に落ちる。練習に行きたくない。負の連鎖が続いてました。 ある日気分転換に爆美女外国人でも探しに行くかと街へ。
正直もう分かりません。 こんにちは。数ある中からこの記事を見つけてくださりありがとうございます。 今回は今の僕のメンタルを嘘なしでお話していければと思います。 現状今の僕のメンタルは完全に壊れてしまいました。 シーズン後半に入ってから調子は上がり続けているのに全く試合に出場出来ない。直近の成績は1勝7敗1分。なのにメンバーは誰1人変わらない。 ここではまだ今の俺なら活躍できるのになぁって思いながら練習したり試合を見てたりしてたんですが、4月10日の試合。ここで完全に僕の心
こんにちは。数ある中からこの投稿を見つけていただきありがとうございます。 今日は僕の兄貴達について色々書いていきたいと思います。完全に自己満なので途中まででも構いません。 まず、卒業そして就職おめでとう。 幼稚園や小中学校からの付き合いで1度は高校でバラバラになってまた、大学生になって再集合。 みんなとサッカー出来たことは僕の誇りです。 なにより、みんなは僕の1つ上の学年で後輩の僕をいつも同格に接してくれたことが1番僕の中で嬉しかったです。みんなが20歳の時にユニフォームを
何かを得るには何かを捨てるしかない。 こんにちは。僕の記事を見つけてくださりありがとうございます。是非最後まで見ていってくだい。 「世の中は等価交換。何かを得るには何かを捨てるしかない」 皆さんも1度は聞いたことがあると思います。そして1度は経験したことがあると思います。 僕も経験しました。 サッカー選手になるためにどれだけ犠牲にしてきたか。遊ぶ時間、友達、他にも不必要なもの全て削ってここまで来ました。そのおかげで今セミプロ契約でサッカー選手(仮)として生活出来ています
努力する意味とは こんにちは。たくさんの中からこの記事を見つけて下さりありがとうございます。 今回は努力する意味という皆さんも1度は考えた事があると思います。これについて話していきたいと思います。 努力する意味とは。皆さんも1度は考えた事があるのではないでしょうか。なんでこんなに頑張ってるのか、努力しても結果なんにも変わらない。そう思ったことはあるはず。まさに現在の僕がそうだからです。夏から頑張って努力してきてリーグ戦後半が始まる前のプレシーズンマッチ。僕はすごく調子が良
皆さんこんにちは。 このnoteを開いて下さりありがとうございます。 今回はドイツに来てからの現在までのサッカーについての心境の変化について話していこうと思います。 2023年7月11日成田空港からたくさんの友達や先輩方に華々しく見送ってもらい渡航。 18時間の長旅を経てドイツはデュッセルドルフに到着。エージェントの方達と合流してその日は終了。そして次の日からチームへの練習参加開始。 今の自分がどこまで通用するのかその時はワクワクとドキドキでいっぱいでした。そして今のチーム
初めまして。みなさん僕のこと知ってますか? 知らない人の方が多いですよね。知ってます。 今現在ドイツでサッカー選手目指して戦ってる21歳日本人です。 軽く自己紹介と経歴紹介と行きましょう💪 松本侑大 2002/05/06 経歴 坂本SCーバンデリージャ横浜ー横浜創英ーSC相模原U21-ドイツ6部TusErndtebrück と、まぁこんな感じです。 これからは2週に1回か月1で投稿しようと思ってます😏色んな人に僕のことを知ってもらいたいので是非僕の事を拡散してくれると嬉