元日に会える安心感
私は都会育ち都会暮らし。
大都会ってほどでもないけど、車持ってなくても余裕で生活できるほどの都会暮らし。
帰省する田舎はない。
祖母も家族も従姉妹もみんな近くにいる。
ということで、元日はうちから車で10分ほどの祖母の家に集合する。
これが恒例行事になっている。
この度親戚もみんな成人を迎えたので、大人十数人が集まることになる。
私はこの集まりが好きだ。
特にみんな社会人になって、なかなか会う機会がなくなっても年に一度この日はみんなが集まれる。
でも何をするというわけでもない。
みんなが持ち寄ったおせちや寿司などの豪勢な食事を囲んで、それをひたすら食べ続け、
満腹になったら昼寝をしたりテレビを見たり、
小腹が空いたらお年賀として持ってきたスイーツを食べ、
夜になったら余り物を再び食べ、
近況報告をし合うということも特にはない。
ただ顔を合わせて、お互い元気なことを確認し、話したいことを話して、テレビの内容にツッコんで、ひたすらに飲み食い。
たくさん食べられるからっていうのもあるのかもしれないけど、でもみんなが集まれる時間は良い。
やっぱり直接会うと、毎年それぞれ雰囲気が変わったりするのがよくわかる。
お、髪の毛染めたんだ。化粧も変えてるな。
あの子も◯歳かー。
あの人ちょっと老けたかな。ずっと元気でいてほしいな。
などなど、些細なことだけど、それを確認し合えるのは良い。
この元日の集まりを大切にしたいな。