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100ヶ月経ったようで
確か1年前くらいに言われた気がする。
「俺ら来年100ヶ月記念だよ」
夫にそう言われた。
私たちが付き合って100ヶ月。
何年とかならわかりやすいと思うんだけど、月でカウントされるとまた違った印象を受ける。
そもそも計算がややこしい。
それをしっかり計算していたのが、夫らしい。
ということで、ほぼ1年前、1年後のその日のためにいいお宿を予約してくれていた。
節目ということで改めて100ヶ月を2人で振り返ってみた。
「100ヶ月を期分けするとどう分かれるかな?」
と聞くと、
「学生期、独身期、結婚期」
と、ありきたりな答えが返って来た。
まあ、ライフステージの変化で関係性も変わりますよね。
お互いの住まいも変わったりしたので、
「近距離時代、中距離時代、至近距離時代」
ともなるよね、とか言ってみた。
でも、肝心のお互いに対しての愛情が冷めたりした時期があったのか聞けば、
「それはない」
と即答。
え、100ヶ月だよ??
しかも、それなりに一緒に過ごす時間が長い100ヶ月。
私のいろんな面見たでしょう?
わがままだし、がさつだし、口うるさいし。
とかいろいろ言っても、全然気持ちは変わらない様子。
嬉しいけども、それは自分をよく知っている自分だけに戸惑う。
そんな好かれる人間だったかな私は。
私はといえば、夫に対してもっと家事をしてほしいなあとか細々とあるけども、
でも愛情と言ったら、私も変わらないかも。
何でだろう。
一緒にいると1人でいるよりも落ち着く。
お互い別々のことをしていても。
夫が愛情表現をしてくれたときは、
その愛を感じられて安心する。
そばにいることが当たり前の存在で。
いないと落ち着かなくて。
私の心をしっかり満たしてくれて。
お互いそれぞれ仕事もしっかりやってるけど、
それすらもお互いのためだったりする。
休日2人で心地よい時間を過ごすために、仕事を頑張る。
仕事のモチベーションとしてはどうかと思うけど、そんな感じ。
この熱量を保ちながら、これからも過ごせるといいなあ。