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自分の変化は目の前の事象が教えてくれる

夫が乳製品、特にチーズが苦手で、
一緒にピザを食べたことも
イタリアンのお店に行ったこともない。

先日、旅先で、
ホテルの夕食はフレンチだから、
外で食べることにしたものの、
夕方にはほとんどのお店が閉まっていた。
観光地だから仕方ないんだけれど。

歩いていたら、
たまたまイタリアンを発見。
メインのメニューを見て、
いいんちゃう?とそのお店に入った。
30年越しの初めてのイタリアンだった。

そのお店のメニューには、
あると思っていたはずのピザがなく、
前菜とメインディッシュと
フォカッチャでお腹がいっぱいになった。

とてもおいしかったので、
帰ったら近所でおいしいイタリアンを
探そうと言う話になった。

30年できなかったことが
たまたまできて、
これからの選択肢として追加された。

自分が変わると
周りが変わると言うけれど、
周りが変わった、
自分が変わったとわかるのは、
自分が力技で変えているからなんだろう。

自分の変化は、
自分ではわからなくて、
ある日そっと目の前のものが
差し替えられる。

これまで和食か中華だった外食が、
イタリアンに差し替えられたように。

目の前の事象が変わるって、
自分が動くでもなく、
状況を変えるでもなく、
そっとその事象が目の前に現れても
しばらく気づかないくらいのこと
なのかもしれない。


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