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一言で話す癖づけ。

2023年の元旦。

これから始まる12ヶ月365日の全てを自分のものにして、周囲をまきこみ、会社を、事業を、大きく前に進めるゴール設定をした。

半年が過ぎた今、進捗はどうか?

素敵なメンバーにもクライアントにも恵まれ、「良さそうじゃん。」そう言われれば「そうだね。」と答える。

でも、本当にそれは心の声なのか?自分の声に、想いに蓋をしていないのか?

ふとそんなことを思った。

というより、「なぜそう思ったのか?」を考えた。

結果、「口頭で質問されれば話すけど、自ら話すことはない。」ことが一番の課題だと思った。

Twitterでも書いたが、10人までのチームや組織、会社だと、コミュニケーション濃度も比較的高いので、「阿吽の呼吸」みたいなのが自然にできるようになる。それが良いか悪いかはわからないけど、これがいわゆる”なーなーな関係”を生み出したり、言いたいことは言えないこんな世の中になる。ポイズン。

一方、10人以上のチームになってくると、”役割上のレイヤー”もできてくるので、立場として、時に厳しいことを言う必要もでてくる。これは資本主義社会の中、組織運営を円滑に進めるために必要なことではある。企業に勤めているのであれば、その役割は全うしなくてはならない。

今、弊社は従業員やインターンを合わせて7人程度。まだ阿吽の呼吸が通じる関係性だが、今年中に10人を超えてくると、「結局この船はどこに向かうのか?」問題がでてくるはず。

その重いテーマをここで書くと終わらなくなりそうなので、また別途ゆっくり書くことにするが、やはり常に「言語のアウトプット」をする機会は、自らつくりに行く必要がある。そんなことを伝えたい。

マネージャーレイヤーは、経営陣からのメッセージを、自部門やチームリーダーたちに伝えるために、わかりやすい言葉に転換したり、時には柔らかく、時には鋭角鋭いメッセージに言い換えて伝えるという仕事がある。

ただ、現場メンバーに関しては、意図的にそのような機会を作っていない限り、自らの言葉を言語化して発信する機会はなかなかない。

「いや私、Twitterやってますけど!松倉さんより発信してますしフォロワー多いですけど何か?もっと頑張った方がいいじゃないですか?」

そんなメンバーの方が多いだろう。僕も頑張っているので、優しく見届けてほしい。辛

・・・・そんなことを言いたいわけではなく、「何か一定のテーマにおいて、Twitterなどの瞬間風速的な点のコトバではなく、起承転結が含まれる線のコトバ」を発信できるスキルを身につけようね、という話。

頭がいい人や、端的にポイント絞って話せる人とのMTGは、15分、長くても30分で終わるが、一見話すのが上手で頭の回転が早そうに見える人に限って、話している内容が行ったり来たりして、当初の論点からズレることが多い。

だから営業マンでも、会議を仕切るよう任された新卒のファシリテーターでも、【事前準備】を徹底して、話すことを事前に全て言語化しておくと、大きなミスもなく、時間を短縮して打ち合わせを終えることができる。

ここで大切なのが、「一言で話す」技術。

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上司:
「明日のあの打ち合わせ、何話す?」

メンバー:
「〇〇の提案についてです。●月に〇〇の実施が決まっているようなので、我々からはあのツールの話をしようと思います。あとはヒアリングです。」

でOK。

逆によくないのが、

上司:
「明日のあの打ち合わせ、何話す?」

メンバー:
「あー個人的には前回の内容を元に資料作っているんですけど、それは本日中に確認させてください。18時くらいには出せますので!」

上司:
「資料なんているんだっけ?結構作り込むの?」

メンバー:
「いや、あった方が角度上がるかなと思って!ただ、あれとこれも先方は話していたと思うので、その内容も踏まえてidあづgw 早づあgsa ぁぇ・・・・」

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みたいなことはよくある。

ホウレンソウを徹底しているんだけど、上司の意図に答えられていない=論点がずれ続ける、と言う事象。

なので、自分はしっかり共有するように意識はしているけど、上司やクライアントから、「・・・うん、それはそうなんだけど、結局どういうことかな??」といつも言われるような方は、一言一言で切る癖=一言で伝える練習をするのが近道です。

と言う僕が、2年目の終わりまで「話長いね。一言で言うと?」と、クライアントにまで言われていた身なので、とてもよくわかります。。

特に形容詞や動詞ではなく、「名詞」をメインに一言で言い切れる癖。

みんなでつけていきましょう。

やるしかない!

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