人生どうしたら良いか困った時...未知の自分と出会うために
人生どうしたら良いかわからなくなる時がある。何もかもがわからなくなって、途方にくれる時である。
そういう時は記憶を辿ってみる。追憶である。過去の自分の風景。
思い出せる限り、幼児期から思い出してみよう。頭の中だけでなく、それを書くといい。絵でもいい。その時の風景が出てくるような思い出。記憶は身体性を持ったものだからその時の思い、感情も出てくる。この思い、感情が大事。
なぜ、思い、感情か? 人は生きているうちに、色々なバイアスが入る。親、学校、メディア、そして自分の経験など。
そんな中、いつの間にか、自分の大切なものをどこかに置いていった自分がいる。
その時々の風景から自分が感じた思い、感情が大切。その置いていった思い、感情を、追憶する中で一つ一つ拾って観る。
やっているうちに、自分はこうだったんだな、ああだったんだなと、自分という人間に向き合う時間。
その追憶の中に、必ず、未知の自分がいる。いつの間にか置いていったもの。
え? こんなこと感じてたんだ、みたいな。この未知の部分が新たな自分の方向性を示してくれる。
何もかもがわからなくなった時、どうしていいかわからないから、いろんな情報を集めがちだ。でも、その答えは、自分の外にはない。自分の中にあることを忘れないで欲しい。