恐るべし円高 [6-7月の総括]

6〜7月と総括をしていなかった。

6月は海外に行っていることが多くて、単純に時間があまりなかったというのもある。

6月末の時点でマイナスのポジションを抱えてはいたものの、実際には6月全体では652,185円のプラスで終わっていた。

7月に入って、マイナスのポジションを抱えつつも何とかやりくりして、辛うじてプラスに持って行けそうだなと思っていた矢先、161円台に乗った辺りで調子に乗って3本のポジションを抱えたまま宵越しをする。

これまで宵越しに3本以上のポジションは持たないようにしようとか、5月のGWの辺りからあまりにも円安が異常だからプラスになったら日をまたぐ前に決済しようと心がけていたのに、これだから欲をかいたり慣れたりするのは怖い。

7月11日の為替介入以降、急激な円高になって、最初はそれも焼け石に水だろうと鷹をくくっていたものの、さすがに3本ポジションを抱えるのは危険だと察知して、12日にポジション1本をマイナス62,800円で損切り。

希望的、楽観的予測に反して、その後も崩し的にズルズル、いやグングンと円高が進んでいった。

とにかく証拠金が足りなくならないように補充をしつつ、150円くらいで落ち着くかなと思っていたのに、149円台に突入。148円台まで下がったところで、この円高の流れはしばらく止まらなそうだなと判断して、生き延びるために少ない方のポジションをマイナス約189万円で損切り。

自分史上過去最大の損切りをした。。。

それでもここまで大きな(私にしては大きな)損切りができたのは、今年に入ってからの実現損益がプラスで約300万円以上あったから。「このポジションを損切りしても年間ではまだプラスだ」という思いが背中を押してくれた。

結果的には、これは遅すぎたとはいえ好判断で今日(8月5日)時点で円は142円台に突入した。

ただ、今回の大きな損切りの学びとしては、「生き延びるためには大きな方を損切りするべし」だった。

8月1日の時点で大きな方のポジションを損切りしていても、年間ではまだプラスだったこと、その後さらにグングン円高になったことを考えると、あの時は大きなポジションを先に切るべきだったと結果論として思う。

今は最後のポジションだけは絶対に強制決済されたくないという思いで証拠金追加追加を繰り返しているものの、これは財力と時間の勝負だろうという感じ。私が戦国武将とか戦争の責任者だったら、どこで引くべきか本当に頭を悩ませ、胃がギリギリと締め付けられるような状況。

なのになぜか少し落ち着いていたりもする。

多分141円台くらいで底を打つのではないかと、これまでの流れを分析して感じているのと、8月8日くらいから上昇しそうだなという予感がしているから。

それまで粘ることができれば、あとは心も少し安らぎそうだと思い、いや願いつつ…はてさてどうなることやら。

総括をしていないのは慢心の表れだということが今回よくわかったので、今後はもう少しまめに総括していこう。なにせ今やこれは私の仕事なのだから。


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