函館記念 GⅢ ハンデ 馬券予想
2022.7.17 函館競馬場 11レース 芝2000m
◎ 3枠 5番マイネルウィルトス
○ 6枠12番サンレイポケット
▲ 4枠 8番スカーフェイス
△ 7枠14番サトノクロニクル
× 5枠 9番アラタ
本命は、3枠5番マイネルウィルトス。
このレースはハンデ戦ですが、前走、前々走と同様の56キロで出走できるのは強み。前走はGⅡを勝ち負けしておりここでは力上位。
懸念材料としては、距離。GⅡ2着2回の距離は全て2500m戦。2000mでは掲示板を外しています。多少距離が短いという恐れがあります。
一方で、昨年の札幌記念の4着がありますから、洋芝適性があるようにも思えます。
対抗は、サンレイポケット。
57.5のトップハンデが引っかかって少し評価を下げていますが、十分勝ち負けができるレベルの状態です。
スカーフェイスは、GⅠ大阪杯好走も休み明け、中間の順調さにも懸念材料がありそうなので割り引いてこの評価。
サトノクロニクルは、8歳馬ながらも前走の変わり身を評価。
アラタは、2戦2勝の函館巧者。
先週から難しいレースが続きますが、このレースも同様ですね。
前走の格や着順に関係なく勝負が決まる可能性が高く、ハンデ戦ならではといったところでしょうか。
印をつけたのは比較的実績もあり、斤量も重めの馬になっています。
函館競馬場は小回りではありますが、平坦とは言えない競馬場で3〜4コーナーにはスパイラルカーブとなっていることから、差し・追い込み馬も届く競馬場です。ましてや2000m戦はコーナーポケットからのスタートでゴール板を2回通過するコースです。イメージ的には落ち着いた流れになり紛れも少なくなりそうですが、あにはからんや荒れるレースとしてお馴染みです。
原因としては、ハンデ、洋芝、コース適正の3点が考えられると思います。
特に同じ北海道にある札幌競馬場とともに2箇所だけに植えられている洋芝への適正は必須でしょう。
洋芝は力のいる芝なので、血統的なものを含め、馬自身がどれくらい洋芝に適応できるか、ということも重要です。函館競馬場への出走があればその辺りも窺い知ることはできるでしょうが、初出走の馬ともなるとその辺りは未知数です。これは競馬場のコース形態そのものへの適正にもなじことが言えます。
私が無印にした馬では、1枠2板ジェネラーレウーノ。2枠4番アイスバブル。5枠10番ウインイクシードの3頭が函館競馬場での実績があります。
3頭はともに巴賞組。特にジェネラーレウーノとアイスバブルは斤量も54キロと前走の59キロから5キロも減しており、うっかりすれば1発もあるかもしれません。函館記念は前走の着順に関係なく連対、3着入賞があるレースなのでこの辺りも考慮してみるのも面白いかもしれません。
3連単の配当が6桁配当であることが普通であるというレースですから、夢を見て手広く手広く網を張るということも選択肢に入れておくと面白いかもしれませんね。