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2022年1月12日(水) 🌓 9.4 ☀️ 6:51-16:48

24:小寒 72:水泉動(しみずあたたかをふくむ)

 昨日も何か書こうと思って力尽きた。毎日1分ずつ日が長くなっていくうれしさよ。
 今これを書いている午後5時だって、6月7月ならまだ昼の感覚だ。あれを思い出したい。冬は夕飯への焦りが強くなる。
 写真は、最近愛用している無印のごくシンプルなスニーカー。25.5cmが店頭にあるだけで買う気になってしまう(銀座店にしかこのサイズはないけれど)。でも履いてみたら予想以上にかわいい。白いほうも注文した。

 少しだけ冬型の鬱のような感じなのだろうか。PMSからの生理、低気圧も重なり、ここ数日クリアにものが考えられない。今日は休みだったのだが、夕飯作りに取りかかる気になれそうもなかったので、14時からオンラインのヨガニドラ(寝る瞑想)のクラスに参加した。

 参加といってもカメラもオフ、スマホを枕元に置いて声を聞きながら横になるだけだ。序盤に新年らしくサンカルパ(願いごと)を心の中でとなえた後、自分でも「うとうとしているな」と思い、その後気がついたら二度目のサンカルパを唱える時間になっていた。ティンシャの音が鳴ると、急に窓からの光が差し込んでいるのを気持ちよく感じ、ああ、目覚めた、と思った。
 私のサンカルパは「すっきりしたい」「クリアになりたい」だったので、お、もう少し叶ったな、と思った。

 その後の先生の話で「今日は軟蘇の法をやりました」とあり、そういえば頭の上にバターが輝いていたような気もする、と、自分が一度眠りに落ちたことを知った。

 私はこの先生に出会うまで、昼寝というものがほとんどできなかった。子供の頃から疳の虫が強いというか、落ち着いてしっとりするということが少ない。
 が、昨年夏からオンラインの瞑想とヨガのサロンに参加するようになって、この先生のクラスのアーカイブを流していたら、いつの間にか居眠りしていることが増えたのだ。
 昼寝ができるということは体力を回復させるのにこんなに便利なものなのか!と、44になって初めて知った。

 そんな、私にとっては魔法使いのような先生なのだけど、見た目は普通の若い男のひとだ。およそヨガの先生という風貌ではなく、図書館司書のような雰囲気(文化系の職業のイメージが貧弱)。実際に、音楽や洋服や活字が好きだそう。
  身体を使う職業じゃなさそうな人が身体を使うことを大切にして生きているって、とてもいい。こんな人がどんどん増えていけばいいな、と思う。
 
 

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