写真。色温度の話。ツッコミの人も入ります。
プロフィールに「主な題材に写真」「写真が生業」なんて書いているのに、あまり写真の話をしていません。ということで今日は写真の話。
基本の「き」をちょこっと飛んで、基本の「ほ」くらい。
（つ。：わかりづらいて！）
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今回もツッコミの人つ。さんに入っていただきます。文章印象崩すために生まれた人です。
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写真を知りたいならば知っておくべきことがあります。
絞り、シャッタスピード、ISO感度ですね。これらは露出（明るさのこと）に関する基本的要素です。加えて色に関わる要素色温度があります。（別名ホワイトバランス）
他にもレンズのこと、構図のこと、センサーサイズなど知るべきことにいとまはありませんが、上記4つはどんなカメラでも変わらない普遍的要素となります。
しかし、スマホなんかで写真を撮っていると意識しなくても写真が撮れますよね。これはカメラが全て自動でやってくれているからなんです。
（つ。：ツッコミも自動化できたらいいのに。）
（ま。：できません。）
（つ。： ｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ ）
今回はこの色温度について解説してみたいと思います。色温度ってちょっとややこしいんですよ。
（つ。：やっぱり考える！自動化！）
（ま。：やめとけやー！）
（つ。：えぇぇ！ツッコミきたぁぁぁ！！）
色温度ってその言葉自体がすでに分かりにくい印象を与えます。
色に温度があるの？ってなりませんか？
これを詳細に語ると別記事かけちゃいます。なので今回は省きますが、Wikipediaから拝借させていただくとこうなります。
色温度とは
ある光源が発している光の色を定量的な数値で表現する尺度（単位）である。単位には熱力学的温度の K（ケルビン） を用いる。
(つ。：これ、さっぱりわからんて。）
上記解説を理解しやすくするため、こんな図を用意しました。
白色点とは白が白に映るところのこと。日中の太陽光下で白を白に写すには5000K〜6000K辺りの色温度と言われています。
これは実際の見た目の色の話ではなく、あくまで写真上での話となります。ここを間違えないようにしてください。
白が白に映るところが実際の見た目に近い色となり、そこを基準としてそれより下の光源下ではオレンジから赤みがかった色へ。上ならば青っぽい色となります。
これを踏まえて、写真の色温度を変えて見てみましょう。
まずはこちら。
カメラの色温度（白色点）を3000Kにした日陰の写真です。まるでダンジョンみたいな印象ですね。
（つ。：スライムが現れたが自動で逃げ出した！！）
（ま。：そこが自動かよ！）
（つ。：ツッコミ入れんなやぁぁ！！）
続いてこちら。
今度は色温度を7000K辺りにしました。実際の見た目に近い色となりましたね。
（つ。：ゴーレムが現れたが自動で逃げ出した！！）
（ま。：ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ((;ﾟДﾟ))ｱﾜﾜﾜﾜ ）
このようにカメラの色温度の設定（白色点の設定）によって映ってくる色が変わってきます。
では、白熱電球下で白を白に見えるようにするにはカメラの設定を何Kにすればよいかわかりますか？
答えは3000K付近ですね。
（つ。：真っ白、やっぱり清廉潔白がいいわな）
（ま。：誰が白いんじゃー）
（つ。：ツッコミィィィィィィ！！）
では青っぽくするならどうしますか？
答えは3000Kより下の値。3000Kから下げれば下げるほど、より青味は強くなっていきます。反対に上げれば上げるほどオレンジ、赤味が強くなっていきます。
このように、色温度は2つの白色点を考えると理解が進みます。
目の前の光源の白色点
カメラの色温度（白色点）
この色温度の最も厄介なところはミックス光で、例えば太陽光と白熱電球が合わさった場所などです。
（つ。：最も厄介なのは、ま。お前だ）
（ま。：いやん。(๑´ㅂ`๑)♡ ）
仮に太陽光5500K、白熱電球3000Kとして、ミックス光となった場所の色温度は4000K〜4500Kといった具合に色温度がグラデーションの如く変化するんです。この値も場所によって様々に変化します。
そのため、正確な色温度を知ることは専用の計測器を使わない限り、ほぼ不可能に近いですが、僕らプロはこの辺りの数値を概算ですが経験的に把握しています。
そこまで知らずとも写真が撮れればいいと言う方は、基本的に色温度はカメラ任せで問題ありません。
そこから、写真の印象を青っぽくしたいな、オレンジっぽくしたいなといった時に、この色温度の考え方を知っておくと、混乱せずにサッと変更できるようになるわけですね。
普段撮る印象とは違った写真が撮れたりで、面白かったりしますよ。
（つ。：やっぱり自動化無理なんか…）
（ま。：自動化は無理なので代わりにツッコミ入れてみました。）
（つ。：そんなんいらんわぁぁぁぁぁぁ！！）
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Top画像：まと。
本文画像：まと。
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