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本を読まなくなったのには訳があった。

僕は以前たくさんの自己啓発系の本(以下、本)を読んでいましたが、全く読まなくなりました。本に求めていたものが「気づき」や「行動」だったのに、読み終わるとそこで満足して終了していたからです。


わかった気になるだけだったんですね。


本を読まない代わりにWeb記事をよく読むようになりました。文章における余白と言いますか、読まなくてもいい部分が少ない感じがして、かつ本より文字数が少ないので、そこに良さを感じているんですね。


隙間時間に読むのにもちょうど良い文字数ですし、内容もシンプルで読んだ後の思考もしやすいんです。


例えば、しばらく前の記事ですがプレジデントオンラインにこんな記事がありました。


この話はリーダー論におけるやる気の話です。内容を読んでみると興味深い文言と出会いました。

やる気には「内発的動機付け」「外発的動機付け」があり、前者は内面から沸き起こる興味・関心や意欲、後者は外からの人為的な刺激でやる気が起きる。
※文中の文言を切りまとめています
プレジデントオンライン
内発的動機付けを促す要素に「人は生来、能力を発揮したい(有能感)、自分でやりたい(自律性)、人々と関係を持ちたい(関係性)という3つの心理的欲求」が備わっている
(心理学者のエドワード・L・デシ氏とリチャード・M・ライアン氏による自己決定理論)
プレジデントオンライン

僕は個人で仕事をしているので、上司に指示されることはありません。部下のやる気を起こすこともありません。しかし、この話は自分自身のやる気を高めることにも使える話なんです。


例えば、僕は経理の仕事もしないといけませんが、どうにも面倒でやる気が起きないときもあるんですね。そんな時は終わったら何かご褒美を用意してみようとか…。


誰かと何気ない会話をする中で仕事のヒントを探してみたい。だから人と会いに行こうとか…。


そんなアイデアが思い浮かんできます。


文章を読んでいるとこうやってキーワードをかいつまんで思考を巡らせることができます。それがWeb記事だととってもやりやすいことに気が付いたんですね。


しかし、当然これは本でも可能です。


本の場合、次々と入ってくる文言にこう言った発想がしにくいところがありました。1節1節を区切って読む方法もありますが、どうしても先を読んでみたい気持ちが芽生えてしまうんです。
(僕の場合です。)


読みたくなる気持ちをぐっと我慢して読むならば、いっそのこと1節で完結する文章を読んだ方がいいと思うようになったわけです。


それにはWebの記事がうってつけだと。


また本を読めばたくさんの気づきを得られますが、多くの気づきが起きすぎて逆に非効率と感じるようにもなってしまいました。


そんなこんなで、自己啓発には本で得る知識も良いけど自分で気づいていくのも結構身になるってことが分かり今ではそういった本を読まなくなった訳です。


なお、それに伴って本自体を読む機会が無くなってしまったので、ここ最近は改めて読書しようかなと読書の機会を探してます。

あまりにも読書から離れすぎてしまったが故に、何を読みたいのかがよく分からなくなってて。笑。


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Top画像:ストックフォト


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まと。《まとまる》
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