「時間がない」とは言いたくない!
[English below]
こんにちは。ヤマトです。
駒ヶ根訓練所での日々を綴る、こまがねだよりWeek5です。
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ただ今、日曜朝午前7時。語学教室でnoteタイムです。今日は朝から雨の音が聞こえます。静かに、1人。すでにこんな時間でも、体育館からは賑やかな音がします。楽しそう。夜には駒ヶ根市内にある大宮五十鈴神社で、例祭が開催されるとのことでこちらも楽しみにしています。昨日行った居酒屋で、お祭り関係者が決起集会してた。たぶん。このあと雨が止むといいのだけど。
訓練所に来てから1ヶ月。今日が何月何日なのかをあまり意識しなくなった気がしていて、「え、もう22日?」って感じです。先生ではなく生徒として過ごす日常の中で、与えられた宿題をこなしながら、勉強に取り組んでいます。語学の先生は、homeworkではなくgiftと名付けたり、testをfestivalと呼んでいて、その語感が好きです。先生が好きな「ラデツキー行進曲」にもハマっています。この動画の指揮者、大好き。
魅力的な人と出来事が溢れる訓練所では、自分の時間を何に使うかを常に選ばないといけない。今だって体育館で遊びに行きたいと思いながら、noteを書いています。書くことは義務ではないけれど、1週間を振り返って書く時間は大切にしたいので。そうは言いながら、できないことがたくさんあるのは非常に惜しいなあと感じます。
教育の話
木曜日は小学校教育で派遣された職員さんの活動経験談、おとといは小学校教育職種の1回目の研修、明日は語学クラスで任国での活動を想定したプレゼン、つまりは算数のかけ算の授業準備と、教育ウィークの1週間でした。とりあえず明日の授業の練習を繰り返さなきゃいけない。そんなことは重々承知していながら、今日はお昼から地元のお酒をたくさん飲みに行くので、もう1日は終わったようなものです。んーー、ちょっとピンチ。
研修では、「日本の教育の良さとは?」とお題が出て、グループでその問いについて考えを巡らせていました。まず出たのは就学率と識字率、そして基礎学力の高さ。学校に通うことも、教科書が無償で支給されることも、読み書き計算の基礎がしっかり養われることも、世界的に見れば当たり前のことではないはずです。
僕の活動要請を見ると、学力課題に対してのアプローチが主な活動で、就学率や修了率の課題に対してはアプローチが難しいそうだと、個人的には捉えています。でも実際派遣されるソロモンの大きな課題は、就学率や修了率の低さだったりするので、「学校に来ている半分の子ども達が学力アップ出来ても、もう半分の子ども達が学校に通うことすらできないのであれば、まずはその救済が先なのでは?」と思う時もあります。
とはいえ、立場によってできることとできないことはあるので、目の前のできることをできるだけやるマインドが必要です。任地の学校の良さと課題を発見し、具体的な分析と優先順位づけをすることで、目の前のできることが見えてくる。ないものはないからこそ、あるものに目を向けることが重要です。そんな気づきを得た2時間の研修でした。
日本の教育について見直すためにも、中教審で出ている議題や算数教育の本質なんかを、訓練終わった後の時間で勉強したいなあと思っているところです。何せ出国まで2ヶ月以上ありますし。いや、時間がないことを言い訳にするのもいい加減にださいので、訓練中から始めます。ハードだ。
今日はここまで。お読みいただきありがとうございます。
よかったら、また来週も読んでください。
◯おまけ
【English ver.】
It might be incorrect, but I'll try writing a diary in English.
I will write this note in English later.