やり切ったとやり切れなさ
こんにちは。ヤマトです。
海士町での日々を綴る、あまちょうだよりWeek8,9です。
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すでに7月。毎年長く感じていたはずの6月が、今年はあっという間でした。今日は何月何日って小学校の時は毎日意識してたし、常に先の予定を気にしながら働いてた。けど、今は1日1日をじっくり過ごしている感覚がある。その違いかな?
企画していた2つのイベントも終わって一安心、と言いたいところだけど、振り返ってみると「こうしてみても良かったなあ」と思うことばかり。慣れないことを行なったもどかしさが体中を駆け巡るけど、それはそれでいい経験だったと捉える他ない。
今回は2週間分をギュッとまとめてお送りします。
企画イベントをなんとか実施!
6/29(土),30(日)で、企画していた2つのイベントが終わりました。ギリギリまで天気を心配していましたが、その憂いを晴らすかのような天気になった土曜日。憂いを越して大雨となった日曜日。外企画と中企画と天気が見事にはまりましたね。運が強い。
6/29(土)竹の道再生プロジェクト
隠岐神社近くにある飛鳥井少将の墓。彼こそが、今日まで続く「ごとばんさん」の文化、海士の歴史を守った人とも言えるくらい重要な人物です。ですが、整備状況と知名度はまだまだ。そこでこの場を整備する必要があると考え、小学生から地域の大人達まで、参加者の皆さんと一緒に保存活動を行いました。
6/30(日)廃材で!鞠(まり)づくり&看板づくり
飛鳥井少将の歴史にもっと触れる場を作ろうと、彼が名人と謳われた蹴鞠(けまり)の鞠づくりをワークショップ形式で行いました。材料は、海士町で捨てられてしまう荷物を束ねるバンド。やや難しかったようですが、最後は蹴って遊無ことができました。また、お墓の近くに立てる案内看板も作成中。材料、工具、人手。一つひとつ全て、島にあるもので作ろうとしています。果たして離島するまでに完成するのか。冷や汗かきながら頑張ります。
写真やその他の様子は、別の記事でご紹介しますね。
イベント後に思うこと
大盛況!には至らなかったにしても、小さな場から伝承郷育を進めていこうとすることができたのは、良い取り組みになったはず。大きなうねりを起こすためにも、まずは小さな一歩からで、関わった人たちが次の一歩をあゆみきっかけを作れたらいいなと思います。というか、そんなきっかけづくりがグローカル生には求められているのかも、と感じます。
あとは中途半端さかな。今回で完結しないからこそ、次に繋がる一手をもっと打ちたかったです。何かきっかけを作れないかと模索しながら、作りきれていないもどかしさ。目に見える結果をどうしても求めてしまう焦り。
なぜここにいるのか?なにをなしたのか?ここに来た意味とは何か?を実感値として持てないと、自分ってきついと感じてしまうんだなあって、気づきました。人から存在を求められる感覚を欲しているんだと思います。
そして、想いを形にする難しさ。こんな風にしたい、あんな状態になってたらいいなと想っていても、実際に企画したり、形にしたりする難しさをとても感じました。協力隊活動でも、こんなに受け入れてくれる状態のスタートではないと思うので、その難しさに耐えながら進んでいく必要があるなあ。
ここまで。お読みいただきありがとうございます。
◯おまけ
どどどーんといきます!
読んでいただきありがとうございました!