彼女がショッカーになった日
こんにちはまとこくんです。
これはつい先日のお話。
ある日妻が発狂しました。
「イー!イー!」と叫んでいる。
原因はなんだったか。
確か夕飯を食べる食べないで揉めたんだったか。
「じゃあもういい!何もしたくない!」
と喧嘩はそこで終わった。
と、思いきやその後耐えきれず発狂したらしい。
彼女はわりと繊細な方だ。
「私HSPのけがあるかもしれない」
と悩んでいたことは前々から知っている。
人の感情や状況把握が恐ろしく早い。
「なんでそんなことも分からないの?」
と言われることが多々ある。
そんな彼女が時々訴えていたのが「生きづらさ」だ。
とにかく生きづらいのだと言う。
周りは相手の気持ちなどお構いなしに自由気ままに思ったことを発言し、行動する、それに常に振り回されている感覚だそうだ。
なんでそんなに相手の気持ちになれないんだろうかと思うんだそうだ。
そんな生きづらくてしょうがないと思った時に彼女が自分で調べてみて分かったのは自分がHSPの可能性があるということだった。
彼女はこの前ネットで調べて見たHSP自己診断を改めてやってみたそうだ。
結果は150点満点中100点で「非常に高いHSPの可能性があります」とのことだった。
「やっぱりそうだった…」
と話す彼女はどこかほっとしているような、誇らしげなような。
蛍光灯で明るすぎる部屋はだめ、
テレビのバラエティー番組みたいなガチャガチャした音がだめ、
時々一人で静かにしていたいと言う時がある、
複数の人が話す声が同時に全て聞こえる、
同じ空間にいる人がどこで何をしているか全て分かる、
マルチタスクが無理、
何かやっている時にしつこく話しかけるとキレる、
先の不安でいっぱいいっぱいになる、
動物の異変を察知する、
第六感が働いたとしか思えないことがある
などなど前からHSPと思われる要素はかなりあった。
今回彼女が発狂したのはこのHSPが原因なのではないかと自身で言っている。
どうやら最近職場の人間関係がこじれているらしい。
愚痴ばかり言う人間しかおらず、多くの不毛な愚痴に毒されていると言っていた。
頭の中がぐちゃぐちゃに混乱して収集つかない、頭の中が熱暴走しているような感覚になるらしい。
実際9月後半から休日はぐったりして寝込んでいる姿をよく見ていたので、とにかく疲れているのだろうとは思っていた。
そうこうしているうちに臨界点を突破したらしい。
それが冒頭のショッカー事件である。
トリガーが僕の夕飯の時の態度だったと話していた。
ストレスにストレスが重なってどうしようもなくなってしまったのだ。
HSPあるあるなのだろうか。
最近ではHSPという言葉をちらほら見かけるようになったと思う。
某お笑い芸人さんがHSSだと公表して話題にもなった。
彼女は「私を実験台として色々やってみて良かったことを記事に書いてくれたらいいよ」と言ってくれた。
HSPのパートナーがいる人や身近にHSPの人がいる人とか、どうしたらいいか悩むことは多いと思う。
繊細すぎるがゆえに言葉は悪いが、扱いに困ることもあるし、腫れ物を触るような感覚でいなければならない時もある。
パートナーとして自分ができたこと、良かったこと、逆にキレさせてしまったことなどを備忘録としてこれから書いていけたらと思う。
今日から彼女のHSP観察日記始めます。