耳栓とぼっち飯
先日2人でダイソーに行った時に耳栓を買いました。
売っていたのは音を少し小さくしてくれるタイプで、ギュッギュっと潰して耳に入れると耳の形に合わせて膨らむやつです。
彼女は耳が小さいので本当はオーダーメイドのが欲しいのですが、お金がないのでとりえあずということで。
僕たちは諸事情があって姉夫婦と同居しているのですが、姉夫婦が結構な非繊細タイプなんです。
生活時間も真逆で、昼に働く僕たちが出勤準備の時間に帰宅してご飯を食べながら爆音で録画していたテレビ番組を見ます。
元々テレビもあんまり見ないタイプの僕たちはその音に朝から疲れてしまうこともしばしば。
そこで先日彼女はこっそり耳栓をしてみたそうです。
すると、あら快適!
テレビの音が気にならないだけで自分の注意がテレビに向かなくなるし、姉夫婦の会話も聞こえないから気にならない。
100円でとってもいい買い物をしたと喜んでいて、僕も買おうかなと思っちゃいました。
僕自体は厳密にはHSPではないのですが、彼女との静かな生活に慣れていると、同居している他の人のテレビのボリュームや話し声に疲れることが結構あります。
僕はそういう時はノイズキャンセルのイヤホンでごまかしています。
僕も少しHSPの人の気持ちが分かるようになってきました。
最近彼女は職場で「ぼっち飯」をしているそうです。
同僚と他愛もない会話をしながらパンを1個だけ食べて、
残りの時間は自分の仕事部屋にこもって静かな空間で本を読んだり、寝たりしているそうです。
そうすることで午前中の疲れがすごく回復するし、自分の有意義な時間を確保できている気持ちになれるそうです。
確かに昼休憩の1時間同僚のどうでもいい会話に付き合わされるのって無駄ですよね。
彼女の場合は他人の口に付き合わされることが多いので、昼休憩の時間ですら苦痛で疲れると言っていました。
昼に1人でひきこもることで誰かに何か思われるのではないかとか最初は少し気にしていたようですが、やってみたら自分にとって得しかないので最高だと言っていました。
僕自身も最近職場で休憩時間は寝て過ごしています。
ぼっち飯をすることのメリットはもう1つ。
だいたい30分は自分の勉強のために使えるということ。
昼の30分でも積み重ねで10日で300分、月に5時間は自分の時間が確保できます。
そのコツコツの時間の積み重ねが大事。
それを全て他人との不毛な会話に費やされるのかと思うとぞっとすると話していました。
他人の愚痴なんて自分にはなんの利益も生まないですからね。
そうやって試したことで少しずつ良い効果が出ているようです。