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やりたいことをやるのって難しい

「やりたいことをやるのは難しい」

「やりたいことをやる」
なんて言うと、当たり前に聞こえるけど、
実際には、意外と難しい。

なぜなら、多くの人は、
「やりたいこと」ではなく、「やるべきこと」をすることに、あまりに慣れているから。

むしろ、
やりたいことをやっているときよりも、
やるべきことをやっているときの方が、
心地が良かったり、安心できたりする。

言葉の通り捉えるなら、
「やるべきこと」よりも「やりたいこと」の方が、幸せに決まってるのに。

でも、「心に従ってやりたいと思うことをやる」という、
言葉にしてみると陳腐なくらいシンプルなことが、意外とできない。

私もなかなかできないから、
こんなテーマで
記事を書いてみることにしました。


やりたいことなのに、やれない。


これって、
自分の心に素直に従えない
ということじゃないでしょうか。

子どものころは、誰もが
やりたいことだけをやっていたはずだし、

やりたくないことをやらされるようなときには、全力で拒絶していたはず。

そんな自分に対して、
「これでいいのかな」なんて、不安を感じたり、疑念を感じたりすることは、一切なかった。

ただ純粋に、
「やりたい」とか、「気になる」とか、
そういう純粋な好奇心、
身体の内側から湧き上がるエネルギーに従って、心のままに動いていたはずです。

でも大人になるにつれて、
素直に心に従えなくなってくる。

やりたいことなのに、
色々と理由をつけて、すぐにはやらなくなる。

行きたい場所に行くことも、
会いたい人に会いに行くことも、
やりたいことのはずなのに、
先送りにしてしまうようになる。

やりたいことなのに、
「行動できない」とか「先送りにしてしまう」という悩みを持つのは、
よく考えてみると意味不明だけど、
ぼくもやってしまう。


やりたいことをやれないのは「不安」だから

やりたいことなのに、
心のままにやれない理由はシンプルで、
「不安だから」

最近つくづく思うんですけど、
人間って本当に「不安」に支配されているなと。

やりたいことをやるときには、
必ずと言っていいほど、不安がついてくる。

たとえば、
「今こんなことをしていていいのか?」とか、
「もっと他にやるべきことがあるんじゃないか?」とか、
そういう疑念が頭をよぎる。

やりたいことをやることに、
なぜか罪悪感を抱いてしまう。

だから、やりたいことをやることで、
自分の心を潤わす代わりに、
「やるべきこと」を1つ1つ、
順番にこなしていく。

やるべきことをこなしていく方が安心だから。

その一方で、やりたいことに関しては、
「いつか」とか「今じゃない」と口癖のように言ってしまう。

別に今すぐできるようなことでも、
「まあ今日じゃなくても」なんて思って、
結局、いつも通りの毎日を過ごす。

たとえば、いつもとは違う、
気になっていた
喫茶店に行きたいと思いながらも、

「まあいつか行こう」と思って、
いつもと同じ喫茶店に入る。

「時間ができたら」「お金が貯まったら」
やりたいと思っていること。

それは、
本当に今すぐにはできないことなのか?

やりたいことなのに、
先送りしてしまうのはどうしてなのか?

何に不安を感じているのか?

多くの場合、
少しだけ勇気を出せば今すぐできることだったりします。

心に従う練習を

やりたいことをやることに慣れていない人ほど、心に従うことに抵抗や罪悪感が伴います。

でも、楽観的に聞こえるかもしれないけれど、
やりたいことを、やりたいと思ったとき、
素直に心に従ってやれば大丈夫です。

そもそも、「やりたいこと」を「やりたいとき」にやること、
それが幸せではないかと。

そんなことを言うと、
やりたいことをやっていいなんて言われたら、
1日中ダラダラして、自堕落な生活に埋没してしまう、

どんどんダメ人間になってしまう、
と思う人もいると思います。

でも、
もしダラダラすることがやりたいことなら、

1日休みをとって、1日中ダラダラと自堕落に過ごせばいいと思います。

1日中、SNSを眺め、
Netflixでも見て、ゲームでもやってみる。

やってみれば分かると思うけど、
きっとどこかで嫌になってくる。

つまるところ、飽きる。
反対に、それでもそんな生活を最高だと思えるなら、それは幸せなこと。
そういう気づきが得られる。

それは、嘘偽りなく、
あなたが本当にやりたいことなんだと思う。
そのまま、やりたいことをやり続ければいい。

でも、ほとんどの場合、飽きる。嫌になる。
そうしたら、
また他にやりたいことをやればいい。

そうやって、瞬間瞬間に、
本当にやりたいことをやればいい


そうすれば、目の前のことに没頭できるし、
常に充実するはずです。

「こんなことしてちゃダメだ」
なんて思わないで、
自分の心に従って、
やりたいことをちゃんとやること。

中途半端にやるからいけない。

ダラダラすると決めたなら、
とことんダラダラしてみること。

心が晴れるまで、満たされるまで、
あるいはもう嫌になるまで、

没頭してやりたいことをやること。
つまりはやり切ること。

そうしないと、気づきが得られない。

そうやって、中途半端にせず、やり切ることで、
これは面白いとか、つまらないとか、充実するとか、虚しいとか、が分かる。
気づきが得られる。

そうしたらまた、
別のやりたいことを探せばいい。

そうしているうちに、本当に楽しいこと、心が満たされるようなやりたいことが見えてくるし、そういうことに時間を使えるようになる。

結論とこの記事を書いている背景

私は今、この記事を書きながら、
「すごいことを書かなきゃ」というプレッシャーは感じてません。

でもこれまではずっと、
そういうプレッシャーを感じていました。

ちゃんとした記事を書かないと、恥ずかしい。カッコ悪い。
だから、書きたいのに書けない、

それで前の記事から気づけば2か月。。
本当は書きたいことだらけなのに!

僕は今、ただ、「書きたい」という衝動に従った結果、文字を綴っています。

素直に「やりたい」という心に従うと、
心が乗っている分、うまく進むし、心も満たされますね。

とにかく心に従うということ。

それが伝えたかったことです。

でも、書き始めたときは、
こんな結論にしようと
思っていたわけではなく、
ただ心に従った結果として、こうなりました。

あなたも、自分の心に従ってみませんか?

ご拝読、ありがとうございました。

また次回、お会いしましょう。
あなたに幸あれ。

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