100頁を6日間で描き尽くすほど絵が好きな2歳の娘。私にできることは?
年末の12月27日に姉から娘へ画用紙をプレゼントしてもらった、100ページもあるマルマンのクロッキーノート。
6日目には描くページがなくなってしまうほど集中して絵を描く娘に私ができることとは…
突然目覚めた絵描きの楽しさ
1歳4ヶ月ごろのことだっただろうか。
実家に遊びに行っていた時、娘がカレンダーの裏紙にとても熱心に絵を描き始めた。
最近鉛筆に興味を持っているからと、1歳になる頃から家にはスイスイお絵かきを買っていたのだが、火がついたかのようにそこから1週間ずーっと絵を描いていた。
私は新しくできるようになって嬉しいからかなと、描きたがる時はすぐ紙と鉛筆かスイスイお絵かきを用意した。
するとどうだろう。本当にみるみるうちに絵が上手くなっていって、2歳1ヶ月の今描く絵には目、眉毛、鼻、口、ほっぺた、耳(いないいないばぁのわんわんなど)、前髪、リボン、そばかす(これはオフロスキーのみ。笑)まで描けるようになった。
(前髪がくるくるしているのは、おそらく私が描くいないいないばぁのわんわんの前髪を真似たのだと思う)
集中力と熱意がすごい
娘の絵好きは周りからも言われるほどなのだが、紙か鉛筆を見つけると「じーじーかん!」(字や絵を描く時によくいう言葉)と言ってそこから周りが見えなくなるぐらい真剣に描き出す。
幼稚園の面接に行った時も、園長先生が面接しながら文字を書いてるのを見つけて「じーじーかん!」と言われてあわてて先生に説明して紙をとりにいった。
私の家族も娘が絵好きなのを知っているので、マルマンのクロッキーノートをプレゼントしてくれた。「紙は分厚くないけど、たくさん描けるから」と100頁の大きなサイズのものだ。
実はもう3冊目に突入したのだが、それが1週間もたたないうちに描き尽くされていた。
流石に私もびっくりしたが、描けば描くほど色んな種類の線やキャラクターを描く娘に、私がこれからできることは何か真剣に考えた。
親としてできることは
1.欲していることを与える
娘が新しいキャラクターを描く前には必ず私にそのキャラクターを大きく描いて!と言う。そして描いてるところをものすごい集中力でジーッと見ている。
最初はなんで自分で描かないのかな?色を塗るわけでもないのにな?と思っていたのだが、どうやら私の描き方から新しいものをどんどん取り込んでいるのである。
それがわかってからは、娘に描いて!と言われたらなるべく大きくはっきりと描いて見せている。
だが私の画力では娘もどんどん物足らなくなるだろうと思うので、美大卒の姉が遊びにきた時には思う存分絵を教えてもらおうと思う。
2.新しいものに触れてみる
最近は色紙の色を選んで、それに描くのにもハマっている。
どうやらその「色がついた紙」というのが重要らしく、折り紙なのに描くだけ?!と一瞬躊躇ったが娘にとっては大事な色なのだ。
普段は壁に書いたりしても困らないように色鉛筆を渡しがちなのだが、私がものを描いていて欲しがった時にはなるべく横について見守りながら、ボールペンや蛍光ペンなども渡してみている。
描き心地や色や太さが変わるのもまた面白いらしい。
3.絵が上手な人の描くところを見せてみる
娘はよくよく観察して真似して描いていることが分かったので、私より上手な人たちが絵を描くところを見せる機会があれば積極的に見せている。
普段はテレビで映った漫画家などだが、姉が美大卒なので、遊んできてもらっている時に目の前で落書きしてもらうと真剣にみて学んでいるようだ。
毎日絵を描いていて、毎日何か新しい描き方やキャラクターが描けるようになるのは見ていてとてもワクワクする。
娘が将来何になるかはまだまだわからないが、絵がうまくて損はないし、モノを見る力がつくと聞いたこともあるので、これからもそっと見守っていくつもりだ。
すぐに私より上手くなるだろうから、いつか絵を教えてもらいたい。