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求められるのは誰にでもできることではなく、その人にしかできないこと
私が小さい頃はどちらかと言えばマルチに色々できる人が凄い!とされていたような気がする。
スポーツも勉強もできるようなそんなタイプ。
しかし、今はどちらかといえばマルチより一つのことに特化して得意なことがある人がクローズアップされる風潮がある。
それはなぜか。
誰にでもできること、は、言葉通り誰にでもだから替えがきくのだ。
でも例えばその人しかできない特技が一つあったとしよう。
人には真似できない特技だ。
それを持っていれば、その人材を欲する人はどこかにいるはずなのだ。
需要と供給のマッチはまた別の課題ではあるが、私はこの一つに特化した他の人にはできない仕事を今仕事にしている。
ただの販売員にならない
私はフリーの販売員でもあるが、「サービスを考え出し、接客のトレーニングを行うこと」も行っている。
フリーの販売員はまだメジャーではないもののそこそこの人口がいる。
そんななかで、淡々と接客をこなすことは多くの人ができることであろう。
しかし、一客一客にサービスを考えだして行える人はそう多くないと自負している。
例えば、お包みしてる間に一言添えて商品の包装に添えたり、冬の試着の時にお客様のコートの毛玉をとっておいたり、そういった他の販売員がしないことをやっているのである。
もっともっと細かなところで言えば、惣菜店で例えば商品の袋をテープで止める際のテープの端を取りやすくなるように丸めて貼り付けていたりする。
そういう細かな気遣いのサービスが、お客様の心に響いてまた来て下さるきっかけになる。
会社はただ売れればいい、というよりも、せっかくならあそこはとてもいい店だったと思ってほしいと願っている。
そのために私はサービスを見出し、他のスタッフに共有することでお店のクオリティを徐々にあげる仕事をしているのだ。
特技がまだ見つからない時は
まだ自分に人と比べて何が得意が見つけられない時もあるだろう。
私自身人より得意なことを自覚したのはまだつい最近のことだ。
まだ見つけられない人に試してほしいことがある。
それは人がやらないちょっと面倒なことを進んでやっていくことだ。
私は無意識ではあったがそういうのをするのが好きだった。
お店のマニュアルを頼まれてもないのに作ってみたり、早めに出勤してお掃除を隅々までしてみたり、人が避けることをあえてやっていると、それを重宝してくれる人は現れる。
そこに需要が生まれるのだ。
この人うちに欲しい、そう思わせたら勝ちだ。
きっとその努力はあなた自身の力となり、崩れない土台を築いてくれるだろう。
私もまだまだこれから人との差別化を明確にしていきたいと思っている。
昨日も実は皆がしない場所のお掃除をしたり、店内の修繕する箇所をメモしたりしてきた。
これは種蒔きだ。どこかできっと目を出し花を咲かせ、それをいいなぁと思ってくれる人が必ずいるはずだ。
私は人にないものを種まきし、どんどん育てていきたいと思う。