楽しむことの価値と罪悪感

私と同様に多くの方のゴールデンウィークが終わったと思いますが、皆様どのように過ごされましたか？

私は今年の１月からブックマークしていたトースターで作るローストビーフのレシピをやっと実際に作ってみたり、ハンドレタリングの練習をしてみたり、絵を描いてみたり、YouTubeで動画を見てみたり……全く外に出ることなく過ごしていました。

同様に全く外に出ないままゴールデンウィークを過ごした友人と、ゴールデンウィークが終わってしまう！有益なこと何もしてない！と昨日LINEしてたのですが、そこで友人から言われた言葉が印象的でした。

「楽しめたのなら有益」

そして思い返せばゴールデンウィーク中に作ったローストビーフは美味しくて(食費を圧迫するけど)また作りたいと思ったし、小さな頃から書く・描くことは好きだったので、無心でなぞるハンドレタリングの練習とか資料を見つつ絵を描くことは単純に楽しい。普段はテレビドラマも動画もほとんど観ないけれど、今回はハマって次々観たりして、ワクワクして楽しかったです。

ただ、友人の言葉を聞いて、自分は自分が楽しいと思って費やす時間を無駄な時間、無為な時間と捉えているんだなーと気付きました。後から何となく罪悪感の様なものに襲われるというか。

認知の歪みと言えるのかもしれません。

世界が混迷を深めるなかで、明日のことは分からないけれど、基本的に半径数メートルで楽しみを見つけられるのは幸いなことだなと思います。
一方で、今年のテーマを「自分の気持ちを楽にする方法を探す」と掲げて、その為には楽しい時間で自分の時間を満たす必要があると思ったのですが、この自虐的な認知の歪みを乗り越えなければならないな、と思ったゴールデンウィークでもありました。

多くの方が、例年とは違うゴールデンウィークを過ごされたかと思います。皆様にとってはどんなゴールデンウィークだったでしょうか？