コミカライズ「贖罪の花嫁はいつわりの婚姻に溺れる」
たまには真面目に宣伝記事を書きます……!!
本日よりアルファポリス・ノーチェブックスさまの公式サイトにて「贖罪の花嫁はいつわりの婚姻に溺れる」のコミカライズがスタートしました。
こちらの作品は2022年11月にノーチェブックスさんで書籍として出た作品のコミカライズになります。
帯の「孕みたいのだろう?」というワードの強さ、いつ見ても痺れる(作者)表紙も幻想的でとっても素晴しいですよね。私も大好きな一冊です。
本作はある理由から家族にめちゃくちゃ虐げられているヒロインと、同じくある理由から迫害されている青年のラブロマンスになります。今でこそメジャーな虐げられ乙女要素ですがこの作品を書いた頃はそこまで超人気要素!と言うわけではなかったんですよね。私は好きだったのですが「読者さんに納得してらえる『実の家族から虐げられるに値する正当な理由』とはなんぞや」という壁にぶちあたって一生懸命()理由を考えて今作のヒロイン・エステルの設定を考えつきました。このあたりで自分は所謂「毒親」を書くのがわりと得意なんだなと気づきを得たんですよね。同じくアルファポリス刊の「私が死んで満足ですか?」の執筆にとっても役だったことを考えると重要な作品だなと今となっては思います。
さて肝心のコミカライズですが漫画家の蜂谷ナナオ先生がとんでもない美麗作画で漫画を描いてくださっております。ヒーローアンデリックの御尊顔の美しさに私は昇天した。エステルの儚くも可憐な美しさもほんと最高で……常に泣きそうに俯いているのが激しくかわいい。泣いてる女はかわいい。ずっとかわいい。ネームや原稿が届く度に「ひぃ、ひぃ」と言いながらアホのような長文感想を書いてしまった私をお許しください大好きです。もうね、キャラクターの表情一つ一つが尋常じゃなくいいんですよ。悪役の目つきとかダークな背景描写とか全てが私の心をわしづかむ……はぁはぁ……手前味噌で恐縮ですがすごく面白い作品になっているので是非是非ご一読ください。
2024/03/01 マチバリ