2024年5月3日(金・祝)@フロントライン能勢
今年はフロントライン強化年度
前回から中3日での定例会参加。
これまでで最短での連続サバゲーだ。うれしい。
ところで、今年度は我々のホームフィールド『フロントライン能勢』に2回に1回は通おうか、という話になっていた。
2022年最後に行った定例会で、我々のチームで1日4回フラッグゲットして以来、「フロントラインは制覇した」みたいな驕りがあった。
そのせいか、2023年は少しフロントラインをないがしろにしていた節があった。
別に常連といえるほど通っているわけでもなく、他の猛者たちに肩を並べられるほど強いわけでもないのに。
ということで、今回参加するフィールドは前々回と同じフロントライン能勢
だ。
今回も、前回のオペレーションの時と同じメンバー4人で参加。
前回同様、複数回のフラッグゲットを成し遂げられるか?
準備は万端。いざ、第1ゲームへ。
今回は、黄色チーム。
戦力調整からの午前中のフラッグ戦
表は奥のCスタート。裏は手前のAスタート。
今日も基本的に森側を攻めることに。
この日の定例会は約50人で満員。常連風の猛者っぽい方々も見受けられる。
さぁ、どうなるか。
第1ゲームは、フルオートOK・復活なしのフラッグ戦。
表、Cからスタートダッシュでいつものバリケードに入るも、大量の敵に囲まれ、早々にやられてしまった。
裏も、Aからスタートし、ある程度前へ出たところで、周りの味方がすぐにやられて、孤立。孤軍奮闘しようとがんばったが、やはりやられてしまった。
第1ゲームは、表も裏も赤チームの勝ち。
明らかな戦力の偏りが見受けられたため、ここで戦力調整が入る。
猛者たちの一部が、黄色チームへ。
よし。ここからが本番だ。
第2ゲームは、フルオートOK・5分前まで復活ありのフラッグ戦。
表。スタートダッシュでやはり森側を攻めて、ある程度削ったが、やはり前方を阻まれてやられる。
復活後、仲間の1人に川側から攻めあがることを提案され、向かってみる。
すると、味方が結構頑張っていて、かなり押し上げていた。
おそらくそのとき、残りの仲間2人+1,2人の味方くらいしか森側には残っていなかったが、その数人で森側を持ちこたえてくれた。
であれば、川側に人数が割けてるはずだ。数で押し切ればフラッグを目指せる。
そう考え、仲間と2人でガンガン前へ出ていくことに。
そうこうしているうちに残り時間が少なくなったため、残り1分頃にフラッグめがけて2人で前へ出るも、やられた。
もう少し時間があれば、落とせそうではあった。
このゲーム、フィールド全体の戦況を見渡して作戦が建てられた気がした。成長の証…だ。
そして、戦力がいい感じに均衡化されたようだ。
表ゲームは、引き分け。
裏ゲーム。Aスタート。
相変わらずスタートダッシュで森側へ。仲間4人でラインを築き、少しずつ相手を削る。
しかし結局やられてしまい、復活する。
そのとき、仲間から「今回も川側から行った方が良いかも」と言われ、仲間1人引き連れて川側へ。
すると、味方が相当数いたのだが、ポリタンク小屋の中とその付近に2,3人敵がいて、なかなか前進できない。
しかし、埒があかないので、ポリタンク小屋の敵を仲間の1人と周辺の味方に任せ、中央からポリタンク小屋右側を迂回してフラッグを目指すことにした。
残り3分を切った頃だろうか。
ポリタンク小屋右側20メートルほどの位置にあるバリケードに入る。
すると、ポリタンク小屋の敵はもういない様子。
味方が倒してくれたのであろう。助かる。
まだ敵はいたのだが、相手も残り時間が少ないからか、相手も無防備に前へ出てきており、簡単に倒すことが出来た。
さらに、目の前のバリケードに入っている敵も、バリケードに撃ち込みながら自ら前へ出て、すぐさまバリケード横に回り込み、先にヒットをとる。
フラッグまであと約20メートル。一気に前へ出る。
フラッグ周りを守っている敵がいれば、一発アウトだが、時間がない。
残り30秒頃だったろうか。フラッグに辿り着く。
そして、フラッグゲット。
ゲーム終了後、仲間に「よくあの状況でフラッグとれたな。」と、褒められた。
たしかに、最後はリスクを負って自分が前へ出て1人でフラッグを狙いに行く、というのは、ずっと実践してきたことだ。
そういうある種の『飛び道具』的な役回りを、今後も担っていきたい。
チームの勝利に貢献できるのであれば、いくらでもリスクを負いたい。
ここで、昼休み。
とっても楽しいフロントライン。
午後はポリタンク戦・フラッグ戦・棒倒し
第3ゲームはおなじみ、ポリタンク戦。
今回は黄色チームに若者たちがたくさんいて、一緒に小屋までダッシュしてくれた。
結局、表は7対4で、裏は11対0でどちらも黄色チームの勝利だ。
やっぱり楽しいフロントライン。
第4ゲームは、セミオート限定、復活なしのフラッグ戦。
ところで、皆さんは「セミロック」という現象をご存じだろうか。
次世代銃ユーザーのサバゲーマーなら、きっと苦しめられることも多い(と思われる)セミロック。
今日は、セミオート戦ずっとこれに苦しめられた…。(ポリタンク戦は自分はほぼ撃たないので例外。)
調べると、大門団長が以下のようなことをツイートしている:
ゲーム終了後、仲間の1人にバッテリーを調べてもらったら、電圧は問題ないとのこと。
つまり、原因は私のトリガー操作。全く意識したことなかった…。
今後、意識してトリガーをしっかり引いて撃つようにしたい。
また学びが1つ増えた。
それはさておき、第4ゲームだが、表ゲームは例によって森側を攻めるも、相手に先を越され、フラッグを取られて、負け。
しかし!裏ゲーム。Aスタート。相変わらず森側を攻めることに。
いつも通りラインを築いて上がってくる敵と対峙。
少しずつ削りながらも、前のバリケード裏に潜む敵が要所になり、前へ出られない。
残り5分を切った頃だったか。
埒が明かないので、リスクを負ってその敵を倒しに行くことに。
仲間と連携し、仲間が相手が潜むバリケードに撃ち込み続け、顔を出せないようにしてくれているうちに、私が近づき、相打ち覚悟で横を取る作戦だ。
その作戦がうまくハマり、私も生き残ることができた。
ミドルの仲間とのこのあたりの連携は、割と自然にできるようになってきた。
そして、もう前方には敵はいないとふみ、私が先頭を走り、仲間と周辺の味方と一緒にどんどん前へ出る。
同時に、別の仲間2人が我々に射線が通りそうな個所をケアしてくれていて、おかげで撃ち込まれることなくフラッグ手前10メートルの辺りまで辿り着くことができた。
そして、フラッグ傍の敵を発見。
しかし、おそらく逆側から上がっていた味方がその敵を倒してくれて、フラッグ周りは誰もいなくなった。
そして、フラッグアプローチ!
2回目のフラッグゲットに成功!
今回は、仲間と一緒に辿り着けた、理想的なフラッグゲットの形であった。
やったぜ!!!
第5ゲームは、フルオートOK・復活ありのフラッグ戦。
表も裏もいい感じに攻めあがることは出来たのだが、やはり相手も強い、フラッグかなり手前でやられてしまった。
表裏ともに、引き分け。
第6ゲームは、おなじみ、棒倒し。
相変わらずの満身創痍であったが、案の定、フラッグめがけて猛ダッシュ。
表は、相手が先にフラッグに到達し黄色フラッグを降ろされたのだが、すぐに味方たちがひっくり返し、それを守り切って、黄色の勝ち。
裏は、今度は私が真っ先にフラッグに辿り着き、赤フラッグを降ろし、そのまま周りの守りを固めて、勝利。
そして、この日のゲームは終了。
ゲーム成績としては、互角であっただろうか。
結局楽しいフロントライン。
5月末にイギリス出張
ということで、今回は2回のフラッグゲットに成功。
フラッグ奪取率は
55/51 ≒ 1.08
に更新。
まずは、奪取率1.1を目指したいところだが、
(55+x)/52 ≧ 1.1 ⇔ x ≧ 2.2
より、次回の定例会で3回以上のフラッグゲットで1.1越えだ。
さらに、
f(x)=6.2/x + 1.2
とおくと、
「定例会x回で平均f(x)回以上フラッグゲットすると1.2越え」
となるのだが、x=4を代入してもf(x)=2.75、つまり、4回で11回以上のフラッグゲットでやっと1.2だ。
逆に、毎回フラッグゲット2回以上を8回連続続けられれば1.2越え達成だ。
(関数f(x)を導入することでいろいろと測ることができる。
ぜひ皆さんも導入して計算してみていただきたい。)
要するに、1.2越えはまだまだ先だ。
そして、フロントラインのあとは、大好きな朱々!
(我々お気に入りのこの素晴らしい店については、過去の記事
の最後の章を参照されたい。)
トップ画像は、“欲張りセット”の様子だが、上記の過去記事の桜並みに良い眺めだ。
そして、5月末はイギリス出張。5/26(日)出発からの、6/3(月)に帰国だ。
(詳細は、帰国後に記事にしたいと考えている。)
海外出張の目的は大きく3つあるという話を過去の記事
にて説明したが、今回の主な目的は“ 3)”だ。
イギリスのとある大学の博士課程の学生の博士号の外部審査員として、学位論文の評価を行う。
いわゆる "PhD defense" だ。
要するに、学位論文の審査員が、学位論文に関する細かい事項(この定理の証明のこの式変形はどうやる?この定理の応用はあるか?この概念を導入した経緯は?などなど)を質問しまくり、それを学生がひたすらかわしていく、つまり、“ディフェンス”するのだ。
この会は一般的には「公聴会」と呼ばれる公の場で行われ、海外だと、学生や教員のみならず、PhD defenseに臨む学生本人の家族なんかも来たりする。
公聴会後、すぐに結果が伝えられ、合格すれば(しないことはほとんどないのだが…)そのままパーティーが開かれたりする。
日本だと、学位公聴会に家族を呼ぶ(少なくともパーティーがその場で開かれる)というのはあまり一般的ではない気がするが、欧米だとよくある光景だ。
「博士号」の価値の考え方が、日本とは違うからであろうか。
一方で、欧米の中でもイギリスは少し特殊で、公聴会ではなく、学生本人と審査員のみが「個室」で開催する、いわゆる viva voce である。
打ち上げみたいなことはやるのだが、viva voceは粛々と(場合によっては何時間も)行われたりする。
要するに今回の私は、質問攻めする側なのだが、その質問事項を考えておかなければならない。
私の大学にも数か月間滞在していたイギリス人で、よく知っている学生だ。
ぜひ最後に素晴らしいディフェンスっぷりを見せてもらいたい。
次回のサバゲーは、11日土曜の予定。
間を開けず何度もサバゲーできて、とってもうれしい。