自己紹介
このノートでは、私の日々の生活における
「数学」という日常
「サバゲー」という非日常
の様子をお送りするものである。
数学について
プロフィール欄にある通り、私は関西の某大学の准教授であり、数学を研究している。数学には大きく
「代数」(方程式の解の公式や、整数など、"数"を扱う分野)
「幾何」(円や多角形など、"図形"を扱う分野)
「解析」(微分積分や極限など、"無限"を扱う分野)
の3つに分かれるが、私はその中でも「代数」と呼ばれる分野に属する人間である。
もちろん、例えば "代数幾何学" や "微分幾何学" など、多分野が融合したような領域もあれば、"応用数学" や "組合せ論" など、これら3つのどれにも属さない分野も存在するため、一概に類別することは難しいし、私自身他の分野の数学にも従事している。
とはいえ、とにかく私は「代数」に分類されている。
私が数学を志したのは、さかのぼれば小学1年生。友人の影響でなんとなく通い始めた公文式である。
算数が意外と得意であることに気づき、いつの間にかマイフェイバリットサブジェクトに躍り出た。
それを見抜いたかどうかはわからないが、親に勧められ、中学受験を目指し、地元で一番とされている有名私立(中高一貫男子校)へと入学した。
その後は、「サインコサイン楽しい」「微分積分いい気分」という理由で理学部数学に入学。
その後も「線形代数楽しい」「群論楽しい」という理由でドクター進学を目指す。
その後も、自身の研究に没頭し、気づけば大学の准教授になっていた。
私にとっての数学は、日常であるはあるが、仕事ではない。よく
「土日に予定がないときは仕事してますね。仕事好きなんで。」
とほざくこともあるが、あくまで数学をやっているに過ぎない。レジャーの1つである。
一方で、大学の教員であるため、研究室に配属された学生の面倒も見る必要がある。
特に2023年1月現在、修士論文が佳境であり、ポンコツ学生に0から100まで手取り足取り指導する日々である。これは完全に"仕事"である。
もちろん、週に数コマ担当する講義も"仕事"である。来週には期末試験も控えている。
大学の教員は、もちろん所属する大学や個人のスタンスにも依るが、基本的には私の中での重要度は
研究:仕事=8:2
である。一方で、費やさなければならない時間や労力は
研究:仕事=1:9
であろうか。研究の時間をどう捻出し、新たな研究テーマを模索し、論文を執筆するか。それが私が常日頃考えていることである。
プロフィール欄にもあるが、
"論文年平均5本(うち単著論文1本)"
が私の毎年の最低限の目標である。
サバゲーについて
いわゆる「サバイバルゲーム」とは、決められたエリア内で一定のルールの下、エアガンでBB弾を打ち合うゲームであり、弾にあたった人は
ヒットーーーーーーー!!!!!!!
と叫び、退場(もしくは復活して再戦)する。
サバゲーにもいろいろな種類のゲームがあるが、もっともポピュラーなのがいわゆる「フラッグ戦」であろう。
フラッグ戦とは、赤と黄色の2チームに分かれ、それぞれフィールドの両端などからお互いスタートし、相手のスタート地点にある"フラッグ"(とはいうものの、だいたいはトランシーバーやスイッチなど)のゲットを目指すゲームである。
関西にいくつものサバゲーフィールドがあるが、ほとんどすべてのフィールドで行われるゲームである。
多いときは「30人対30人」などで対戦することもあり、対峙する相手を倒しながら、スタート地点と真逆にある相手チームのスタート地点を目指すのはそう簡単なことではない。
しかし、逆にゲットできた時の達成感は半端ではない。あの瞬間に湧き出るアドレナリン的なものがもたらす快感は何物にも代えがたい。
友人の誘いで初めてサバゲーに参加したのが2020年11月。そこからサバゲーにどっぷりハマり、月平均1回以上サバゲーをたしなんできた。
2022年年末地点で合計33回サバゲー定例会に参加した。
これまでのサバゲーの戦歴はすべて記録しており、日付・フィールド・同行者の情報とともにフラッグをゲットした回数をエクセルファイルでまとめている。
それによると、これまでフラッグを合計27回ゲットしてきた。
(ただし、フラッグゲットは、ツーマンセルなどで攻めあがった結果に相方がフラッグをゲット場合なども含まれている。)
1回もゲットできなかった日も多々あれば、最高で1日4回ゲットした日もある。
私のスタンスは、相手を倒すことではなく、とにかくフラッグをゲットしに行くことである。
サバゲーにおける私の目標は、
フラッグ奪取率1.0越え
である。ただし、フラッグゲット率とは、
(フラッグをゲットした回数)/(サバゲーに参加した回数)
のことである。つまり、現在、
27/33 ≒ 0.82
である。この値を1.0以上にする、つまり、「平均すればフラッグを毎回1回以上ゲットしている」とするのが目標である。
例えば、次回の定例会で7回ゲットすれば目標達成であるが、それはさすがに厳しい。
本ノートでお届けする内容
本ノートは、主にサバゲー定例会の様子を報告することを主な目的としており、フラッグ奪取率1.0越えという快挙らしきものをなし得るまでの道のり・なし得た後のさらなる高みへの挑戦についてお届けしたいと考えている。
普段は数学に勤しみ、月1回週末のサバゲー定例会での戦績を報告、そして数学の日常に戻る、その一連の様子をご報告したいと考えている。