高校数学10分プログラミング(数学Ⅱ編 3.三角関数)3日目「三角関数の相互関係を考える」解説
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本日の課題、おつかれさまでした。
三角関数の相互関係を確かめるプログラムを作成することができたでしょうか。
解答例
今回の課題のプログラム例を示します。
// 三角関数の相互関係を確かめるプログラム
void setup(){
float theta = 34.0;
// 1つ目の関係式
float lhs1 = tan(radians(theta));
float rhs1 = sin(radians(theta))/cos(radians(theta));
println( lhs1, rhs1 );
// 2つ目の関係式
float lhs2 = sin(radians(theta))*sin(radians(theta))
+ cos(radians(theta))*cos(radians(theta));
float rhs2 = 1.0;
println( lhs2, rhs2 );
// 3つ目の関係式
float lhs3 = 1.0+tan(radians(theta))*tan(radians(theta));
float rhs3 = 1.0/cos(radians(theta))/cos(radians(theta));
println( lhs3, rhs3 );
}
ソースコード1 三角関数の相互関係を確かめるプログラム
ソースコード1を、Processingの開発環境ウィンドウを開いて(スケッチ名を「relation_trigonometric_function」としています)、テキストエディタ部分に書いて実行すると、コンソールに
0.6745085 0.67450845
1.0 1.0
1.4549618 1.4549617
と出力されます(図1)。
コンソールに出力された結果の各行の左と右の値を比較すると丸め誤差の範囲内で一致していることがわかります。つまり、三角関数の相互関係はいずれも成り立っているだろうことがわかります。
本日は以上です。
明日は、三角関数の性質について考えていきます。
明日もよろしくお願いします。
※今回の課題とその解答例について質問や疑問がある方は、本記事の下部にあるコメント欄からお願いします。
MK’s papa