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情報Iはプログラミングして理解する「1-1 共通テスト用プログラム表記とProcessingとの関係まとめ」
はじめに
以前の記事『高校数学をプログラミングで解く(コラム)「1-7 おまけ:『情報』の試作問題「第3問」をプログラミングする」』において、独立行政法人大学入試センター(DNC)が出している『情報』の試作問題の「第3問」を、プログラミング言語「Processing」を利用して実際にプログラミングしてみました。その記事のまとめにも書きましたが、情報Iの問題は、単に共通テストの問題として解くだけでなく、問題を実際にプログラミングして動かしてみるとすごく勉強になると考えています。
そこで、最近出版されている情報Iの共通テスト用問題集で気になる問題をピックアップしてそれを実際にプログラミングしてコンピュータ上で動かしてみるということをやっていきたいと思います。
今回扱うテキスト
今回は、教学社が出版している
共通テスト新課程攻略問題集 情報I(共通テスト赤本プラス)
(ISBN:9784325254584)
を扱っていきたいと思います。
共通テスト用プログラム表記とProcessingとの関係
情報Iの共通テスト用のプログラムは共通テスト用プログラム表記で記述されています。この共通テスト用プログラム表記は、書籍のp.17,18にまとめて例示されています。
今回の記事では、この共通テスト用プログラム表記と、このサイトで主に扱っているプログラミング言語「Processing」での記述方法とを対比させながら表にまとめてみました(図1)。
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この共通テスト用プログラム表記とProcessingとの関係を参照しながら、共通テスト用プログラムをProcessingでの実際のプログラムに書き換えていきたいと思います。
Processingで実装する上での準備
Processingの開発環境の準備
共通テスト用プログラムをProcessingで実装するにあたり、Processingの開発環境の準備をお願いします。詳細は記事『高校数学をプログラミングで解く(準備編)「1-1 Processingの準備」』を見てください。
Processingでの記述方法
あと、押さえておいてほしいこととして、Processingのプログラムは setup 関数内に記述していくということです。
void setup(){
ここにコードを記述していく
}
このあたりについては、記事『高校数学をプログラミングで解く(準備編)「1-2 プログラムを書く」』にまとめてありますので、余力があればこちらも読んでおいてください。
PDF資料も添付しておきます
共通テスト用プログラム表記とProcessingとの関係をまとめた表を図1に示しました。これと同じものをPDFの資料としても添付しておきます。表の一番右の列に関連する記事を紹介していますが、それらの記事にリンクを貼っていますので、クリックしてその記事を見ることができます。是非活用してもらえたらと思います。
※本記事に関する質問や疑問がある方は、本記事の下部にあるコメント欄からお願いします。