灘中学校 算数 2025年 2日目
(問題画像はネットから拾って下さい)
5️⃣(3)以外を解きました




【灘中学校算数 2025 2日目】
A絶対完答しないとならん
B時間をかけて完答を推奨
C最悪捨てても良いレベル
1️⃣(1)A(2)A
2️⃣(1)A(2)A(3)B
3️⃣(1)A(2)A(3)B
4️⃣(1)A(2)A
5️⃣(1)A(2)B(3)C
1️⃣
よくあるテーマの速度とグラフの問題なので完答必須。未知数を探すと,2人の分速と荷物の個数でX,Y,Zの3つあり,式は33,69,79分の3つの時点で定数が出てくるので,ここで3元連立方程式で(1)が終了。
(2)はC地点を考える必要なく,69分以降の事だけ考えれば良い。なのでD地点の位置を計算した後,答えを出す
2️⃣
初見のテーマを元に規則性を探す問題
(1)で具体的に実験する
(2)では,ちょっと手を動かせば「10の倍数,11の倍数,それ以外の2桁の自然数でパターンが違うんだな」と分かる
(3)はめんどくさそうなので飛ばしても良いが「たとえ3桁でも,(2)のようにゾロ目や0の位置でパターンを分けるんだな」と方針は分かるので,白紙は避けたい
3️⃣
よくある図形問題と90°回転。3️⃣全体を見渡して,何のパーツの情報を探せば良いかを見通す
(1)求める
(2)(1)から中心の正方形パーツを4つ引く
(3)まず【Qを中心に回転した図形は,Pを中心に回転した図形を下に1マス平行移動した図形と一緒】である事を証明する。元の図形の何個かの頂点を,Qを中心に回転した図形をPの回転体と見比べることで気づくのだろうが
灘中学校の受験生には,複素数平面の回転で特定した人もいるのだろう。
そして後半の面積。中心の面積は分かる。あとの直角三角形の4つのパーツは,(1)(2)で登場した台形と合わせると直角三角形になる事に気づけば,パーツの連立方程式で特定できる
4️⃣
灘では必ず出る立方体の切断なので,みんな対策してきたでしょう。
(2)切断面の大三角形を書いて,全体の大三角形と,3つカドの3つの小三角形が7:1:1:4の相似になる。あとは相似比や底辺比を使って面積比を求める。
5️⃣
満点を防止するような難しそうなナンプレ
(1)ウは0か9となるが,計算がラクな0を選んでミス回避
(2)まともに求めようとすると絶対時間足りないし,作問者も絶対それを望んでない。【202が左右対称だから,キと0を結んだ線で,答えが線対称になるんじゃね?】と当て勘で予想。計算がラクそうな0を優先していくと奇跡的に1つ出てくる。
(3)「そんな物わかるワケ無いやろ」と捨て問にするのもアリだが,数点でも得点したい人は【(1)(2)まで実験した上での考察と(3)の予想】を書いて方針点をもらおう。