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倍の計算②

オープンチャットで難しいという相談があった倍の倍の授業を行いました。教科書の数値設定そのままでやりましたが、最後の求答文をクラスによって変えました。

というのも自分のクラスでやったときは、最後の文で「黄色のテープの長さを」で区切った時にこれまでの問題文を眺めて、また〇〇の何倍って聞かれそうということを言った子がいたからです。

3+2と3×2という意見が出てきて、どちらが正しいのか検討するには図が必要だという話になりました。

しかし、図を描くのは難しいという子がたくさんいて、「なんで難しいと考えているの?」と聞くと、「長さがわかっていないから」と答えます。それに対して、長さは自分で決めたら良いという話もありつつも、勝手に決めて良いのかという不安の声も上がりました。

そこで、とりあえず、赤1mで試してみます。すると、図から3倍の2倍は6倍であることが見えてきました。また、先ほど1mでも不安という話があって他でもやっていた子の意見に寄り添い赤が2mや3mでやった子も同じ結果になりました。

そんな中、ある子が前に出てきて赤1mの図の1mが変わっても倍の関係は変わらないことを説明してくれて、いつでも同じことが言えそうだということになりました。

後半は赤を4mとした時に黄色がどうなるのかを考えていきました。4×3=12、12×2=24が赤を基準に青を出して、青を基準に黄色を出しているのに対して、4×6=24は3×2=6で黄色は赤の何倍かを求め、一気に赤基準に黄色の長さを求めていることがわかります。飛び越えている感覚です。

※倍の倍は3年生で扱っている教科書もあれば、そうでないものもあります。


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