見出し画像

倍の計算①

教科書通りに3つのテープを提示します。そして、「何倍ですか?」と尋ねると、答えられるという子と答えられないという子がいます。答えられない子は「どれとどれを比べているのかわからない」と言います。長さも提示してほしいという話も出ました。

そこで、「黒は青の何倍ですか?」と本時の課題を提示し、テープの長さを示します。多くの子がすぐに2倍、さらに式にして12÷6=2と立式します。そこで、「12や6は明らかに見えるけど、2ってなんですか?」と子どもたちに問いました。

すると、子どもたちは図を使って黒のテープの長さは青のテープ2つ分であることを説明してくれました。そのことをオレンジで書き加えて、簡単な数直線のようなものを教えます。

そして、適用問題として今度は「黒は緑の何倍ですか?」という問題をやりました。12÷3=4で4倍と先ほどの問題を適用して解決した後に、ある子が2×2=4という式で4倍にしたといいます。3クラスやったら2クラスでこの意見が出ました。

3年では少しやり過ぎなのかなと思ったのですが、これも今後のためにやってみました。全員が理解できてないないのですが、青の中に緑が2個分、さらには黒には倍の4個分というところで納得できた子は多かったようです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?