算数・数学を学ぶときの頭の使い方
脳科学の研究によると、脳は2種類の状態があり、それを適宜使い分けているようです。
バーバラ (2016)によると、2種類の状態を次のように定めています。
算数や数学を勉強するときは、どちらのモードが必要なのでしょうか?
正解は、、
両方です。
(え、そうなん?
ほんなら、寝転びながら算数の授業を聞こうっと)
ちょっと待って!
最後まで話を聞いてください。笑
この2種類を使い分けることが大切です。
新しいことを本で学ぶときや授業を聞くときは、絶対に「集中モード」です。
「拡散モード」では、視点を広く大きく見ることができ、さまざまな頭の中にある知識を使って、さらに繋げて使うことができます。
つまり、初めて解く問題や、どう解けばいいかわからない問題は、
「拡散モード」のときに解答への道筋が見つかりやすいのです。
この2種類のモードがあることは私自身知らなかったのですが、
受験勉強のときに自然と使っていました。
過去問や問題集の問題を解くときは、「集中モード」で静かな環境の中、机に向かっていました。
しかし、通学途中の電車に乗るときは、その問題を解いていたときに、
解き方が思いつかなかった問題を常に考えるようにしていました。
そのときは、電車の中などザワザワしていたり、集中するにはノイズが多すぎる場所では、脳が「拡散モード」になっており、さまざまな解答へのアプローチ方法が浮かんできました。
引用参考文献
バーバラ・オークリー (2016). 『直感力を高める数学脳のつくりかた』河出書房新社
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