恋をせよ。
「命短し恋せよ乙女」という言葉を何かと目にすることがある。このフレーズには人の手垢がつきまくってるのに、それでもこのフレーズに溢れていて驚かされる。意識しているからこそ余計に気になってしまうにしては多すぎるのでは?
それだけ本当に命は短いのだろうし、乙女には恋が必要だということだろう。少なくとも共感した乙女がいるからこんなにも使われているのだろうから。今日は乙女ではなくても恋は重要だぞということを書く予定です。男に対して「乙女」にあたる言葉は「健児」のようです。(本当か?) めちゃくちゃリアリティのある言葉で笑った。僕が思いつくのは沢田さんと、サマーウォーズの主人公です。
人に誇れるほど恋愛の経験があるわけではないが、学生の頃の恋とはなんとも気楽なものだったと思う。気楽というと語弊があるかもしれないが、本当に自分の気持ちに正直になれた気がする。もちろん失敗だって沢山するだろうが、それもセットで恋愛と割り切れる。怪我の治りはいつだって若い時の方が早い。むしろ大人になればなるほどいろんなことを気にしてしまい、がんじがらめになってしまう。自分ってものはいつまで経っても変わらないし、寝て起きてもまた同じ視点で生きているはずなのに、時間が経つだけでこんなにも不自由になる。だからこそ急かしてでもやっておくべきなのだろうな。最初のうちに取れるリスクはリスクにはなり得ないのだから。
無くしてからその価値に気づくなんてのは当たり前で、だからこそどんなことでも大切にしておくべきなのだ。でも全部のことに100%の力、時間、気持ちを注ぐなんてことは無理だから、いつかはどれかが自分の手からこぼれ落ちる。そのときにその価値を感じられているとしたら、その瞬間に自分がいることにただただ感謝するしかない。いつだって大切にしたいけど優先順位はつけなくてはならない。いろんなことを考えて行動してるつもりでも、まだまだだめだなぁと思い知るのです。そしてこぼれ落ちたものを拾おうと振り返ったときには、もうそこにはなくなっているのです。迷ったときは買いなのだ。
若いうちは恋しておくべきだと思う。恋しなさい。でも他人から言われてやるようなものではダメで、自分からするものなのだとも思います。はい。
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