#11 つわり真っ只中の野外フェス 妊娠10w1d
2024年6月22日
どうか終わっていてくれ・・・つわりよ。
そんな思いは虚しく迎えた、野外フェス。
昨年から地元で開催されているこのイベント。
今年もチケット販売当日に購入し、楽しみにしていた。
ステージ前はスタンディングでライブを楽しめ、
それ以外はだだっ広い芝生に寝っ転がりながらアーティストのステージを眺めることができる、田舎ならではの贅沢なフェス参戦だ。
芝生がステージに向かって傾斜になっているのも最高。
大の大人が2人寝っ転がっても、隣の方と距離があり、人混みが苦手な私でもこのフェスは大好き。
天気は曇りだが、気温は高そうだったので、
「しんどくなったらすぐ帰ろう!」と夫のサポートの元、楽しんできた。
この日のために、飲み物を凍らせたり、
レインコートやレジャーシートの買い出しなど、準備はいつも夫がしてくれる。
いつだって私はお客様だ。
(ほんとありがたいな)
つわりが始まった頃からエチケット袋を持ち歩いているので
ちょっとでも気分が悪くなったらトイレに駆け込み、
ステージとステージの間の時間はトイレが混むので、
極力演者の方がステージにいるうちに体調を見ながらほぼ一日楽しむことができ、最後は雨が降ってきたのでDA PUMPの途中で帰宅。
帰りの渋滞も避けられたので、懸命な判断でした。
すごく印象に残っているのが、1番最初のステージ。
川崎鷹也さん。「君の為のキミノウタ」
生歌聴いて初めて号泣。妊婦の情緒に染みる・・・
つわりでずっとムカついていたけれど、命が宿るって奇跡だもんなと、優しい声に心が浄化された。
そして西川貴教さんのパワフルなステージは、熱量に圧倒されました。
53歳、元気!!
お腹の子がハタチになる時、私ら60歳目前か〜なんてゲンナリしていたけれど、自分の意識と体づくり次第であんなに走り回って声出して、エネルギッシュでいられるんだと思うと、弱々しいこと言ってられない。
産後はパーソナルトレーニングに通ったり、
肌治療通ったりして、美容も頑張ろうと前向きな気持ちに。
年取ったオカンは子供嫌がるかなとか、ネガティブな事ばかりに目を向けても仕方がない。頑張ろう!!
「来年は赤ちゃん連れてこれるかな?」
「まだ小さいから厳しいんじゃないかな〜。いざとなったら実家に預けよう!」
最近、私たちの会話は自然と3人家族が前提となってきた。
こうして少しずつ未熟な私も妊娠を受け容れ、未来へ想いを馳せる日もある。
お腹の命と対面できる日はまだ先だし、
いまだに「そんな日来るのか?」とも思うけれど焦らず成長していきたい。
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