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溶解度パラメータの外部データ入力機能


1. 溶解度パラメータの外部データ入力

SoluVisionで材料や親和性の評価を行う際は、溶解度パラメータ(SP値)が必要になります。すでに自前のSP値のデータを持っている、あるいは文献のSP値を使用したい場合、外部データ入力機能によりSoluVision内にSP値をインプットすることが可能です。

本記事において、仮想的な材料AのSP値を外部データ入力機能を使ってSoluVision内で活用する手順を紹介します。自社内のデータや文献情報も活用し、材料の評価を効率的に進めることが可能です。

2. 外部データ入力方法

仮想の材料A(有機小分子)のSP値を外部データ入力機能を使ってSoluVisionにインプットします。まずは有機小分子のカテゴリを選択後、溶解度パラメータをクリックし、計算方法の選択にて一番右の「外部データ入力」ボタンを押します。

外部データ入力をクリック

SP値を直接入力する画面に遷移しますので、材料AのSP値を入力します。球半径Rの入力は任意ですが、dD, dP, dHの入力は必須です。
※今回は仮想的な材料によるデモンストレーションのため、入力値は適当です。

SP値入力画面にて物質名とdD, dP, dHを手動入力(球半径Rは任意です)

以降は、物質情報の入力、計算名を入力し、計算を開始します。
※便宜上「計算開始」とありますが、入力されたSP値に何らかの数値的処理は行っていません。入力したSP値をそのままSoluVisionにインプットしています。

3. 入力データを確認する

計算結果を確認すると、材料AのSP値の結果チケットが出現しています。他の計算方法を用いて計算されたSP値と同様に、3Dマップ上での他のSP値との空間的な距離の評価や、溶媒探索を行うことができます。

計算画面での材料Aの結果チケットの表示結果

4. サービス情報はこちら

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