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いつかは住みたい!?タワーマンションのあれこれ

「タワーマンション」という単語が認知されてしばらく経ちます。
主に都心部にある高層マンションのことを指していますが、法的に明確な定義はないそうです。建築基準法で〝超高層建築物〟と定義されるものをタワマンと呼ぶ傾向が強いように思います。
六本木ヒルズから始まって、富の象徴のような扱いを受けてきたタワマンですがメリットだらけではありません。当然タワマンならではのデメリットも存在します。
「気圧が地上と違うからお米が上手く炊けない」なんて話も一時期話題になりました。(ネタです)

高層階住人のメリットとしては、まず眺望の良さがあげられます。
視界を遮る建物はほとんどないですから、遙か遠くまで街を見渡せます。朝日や夕日に染まる街を毎日眺めて生活できるのです。大きな窓が多いですから、開放感も凄いでしょう。地域によっては花火大会なども自宅から眺められます。

高層階という同様の理由でプライバシー性の高さも良くあがります。
向かいに同じ高さのタワマンでもない限り覗かれる心配とはほぼ無縁で、カーテンを開け放して生活したとしても誰かに見られて恥ずかしいなんてことはありません。

虫の少なさもあります。
夏に網戸もせずに窓を開けておくと色々な虫が部屋に入ってきて、かなり嫌な思いをします。そんな虫たちが高層階には少ないので、遭遇率が低いようです。虫が苦手な方は悩みが少し減ることでしょう。

あとは設備の良さです。
そもそも高級マンションとして建てられているので設備もかなり充実しています。オートロックなども普通のマンションに比べて堅牢ですし、部外者がマンションに入るのも一苦労でセキュリティ性は高い。コンシェルジュや警備員が常駐し、フィットネスジムやサウナなどが設置され、建築基準法により構造耐久力の基準がとても厳しい。

しかしデメリットも当然存在します。
よく言われるのが「縦の距離」です。駅徒歩1分の物件だとしても、地上から遙か上空に部屋が存在するので、地上に降りるまでの時間が1分以上かかります。通勤通学の時間帯などはエレベータが混雑してかなり待たされるなんて話はよく言われます。駅チカなのに駅チカのメリットが消されてしまうんですね。
同じ理由で、災害時などのエレベータ停止時には非常階段の上り下りがかなりキツイです。足が悪い方などはエレベータ復旧まで待つしかないかもしれません。

意外に騒音問題もあるようです。
高層階の方が地上の遠くの音がより良く聞こえるそうで、電車・自動車の音、騒いでいる人たちの嬌声などがかなりのストレスであると言われています。静かな夜は真下の地上で会話している人の声も聞こえるようですよ。

あとは風が強い。
メリットであげた「虫が少ない」ですが、だからといって窓を開けておくわけにもいかないようです。窓を開けておくとその風に乗った埃が部屋に舞い込み、部屋中が汚れてしまいます。強風の中ベランダに洗濯物も干せません。(落ちたら大事故です)

珍しいトラブルでは、携帯の電波が届かないなんて話もあります。
地上のアンテナから距離がありすぎて上階まで届かないようです。当然対策が必要ですが、それを怠る運営会社には注意が必要です。



色々と書いてきましたが、メリットデメリットはどんな住居にもありますので、あとは自分に合うか合わないかという判断になるかと思います。
なんといっても〝タワマン〟と言えば他者に対する圧倒的なステータスや優越感など得られるでしょう。が、それも興味のない人からするとお金のムダと映るかもしれません。
私の個人的な感想では付属設備が気に入るなら低層階に住んだ方がメリットが多いような気もします。
ま、住めるような予定は一切無いですが……。


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