月餅で夢の共演|銀座ウエストと塩瀬総本家
しっとりした生地の中に、ナッツやフルーツがぎっしりつまった餡。「月餅」って、食べる機会は少ないですが結構美味しいですよね。先日、洋菓子で有名な銀座ウエストが老舗和菓子店の塩瀬総本家とコラボして特別な月餅を販売していたので早速買ってきました。
月餅のはじまりとは
スーパーの和洋菓子のコーナーではおなじみの月餅。大体どこに行っても置いてあるということは、根強いファンがいるのでしょう。かくゆう私も、たまに食べたくなってひとつ買っては、ちびちびと4分の1ずつ食べることがあります・・。(食べごたえがあるので一度に食べきれない)
月餅の発祥は中国。日本の月見団子のように中秋節に食べるお菓子で、中国ではこの時期になると各店舗で売り出され、毎年大盛り上がりのようです。
現在、中国では陰暦8月15日の中秋節の時期、大々的に月餅が発売されます。日本のバレンタインデーさながらの盛り上がりで、友人への贈り物に使われたり、種々の果物・野菜と一緒に供え、一家の円満を祈ったりする習慣があります。(新宿中村屋のサイトから引用)
本場中国では様々な種類の月餅が食されていて、肉や卵が入っているものもあるとか。日本では和菓子のようなものしか見かけませんが、それは日本に月餅の存在を広めた新宿中村屋が日本人の口にあうように改良して売り出したのが元のようです。
銀座ウエストの月餅
洋菓子の名店である銀座ウエストがなぜ月餅を販売したのかと思いましたが、もともと香港店だけで特別に作っていたそうです。それを日本でも食べてみたいという声があり、昨年の秋に売り出したところヒット。今年もオンラインや百貨店で期間限定で販売し、好評のようです。
人気の秘密は、洋菓子店のこだわりが感じられるからでしょう。生地のベースはブルターニュ風焼き菓子「ガレット•ブルトンヌ」、中身の餡は塩瀬総本家から取り寄せ、胡桃・栗・黒胡麻などをブレンドしたウエストオリジナルレシピ。
サイズも日本人にあわせたのか、大きすぎず食べやすい。他で食べる月餅は「みっちり」感がして食べごたえがありましたが、銀座ウエストのは「しっとり」感のほうがまさっていてちょっとしたケーキのようでもありました。来年売り出されたらやっぱり買ってしまうだろうな・・・。
銀座ウエストといえば思い浮かべるあの味
銀座ウエストといえば最も有名なのはリーフパイですが、私が忘れられない味は青山ガーデン店で食べた「ホットケーキ」です。この店舗でしか提供されていない特別なホットケーキは、味も見た目も超正統派です。見た目は美しさそのもの。
▼ 銀座ウエストHPより
お値段もそれなりにしますが、ホテルで食べるのと同じ位、いやそれ以上に感動しました。というのも、青山ガーデン店の雰囲気が最高なんです。
ウェイトレスはよく教育されているのか、上品でにこやかな接客。コーヒー、紅茶はおかわり無料。テラス席は緑があって気持ち良い。ここは軽井沢か、と思うほど居心地が良かったですよ。
どうやらファンが多いようで、私が行った日は開店前の平日にも関わらずお店の外にお客さんが並んでいました。休日ともなると、1時間待ちなどはざらのようです。
▼ 青山ガーデンの店舗(銀座ウエストHPより)
青山ガーデン店ではホットケーキのほかにもいくつか限定メニューがあり、その中でもホットスフレが絶品と有名です。注文すると、ゴトゴトとワゴンにのせられたホットスフレさまがやってくるんだそうです。メニューの説明読んでいるだけでも、じゅる・・・。これは一度は食べなければと思いますね。
卵・ミルク・砂糖・小麦粉・バターのベーシックな素材のみの熱々スフレにカスタードクリームをかけて召し上がっていただきます。11:00~18:00までの提供。
焼き上がりまで約20分お待ちいただきます。
※材料がなくなり次第終了することもございます。
コロナ以降行っていないので、今の状況はわかりませんが少し落ち着いているのかもしれませんね。noteを書いていたら食べたくなってきたので、近いうちに行ってみようと思います。
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