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人生、一歩を踏み出せない。

私は大学一年生。大学生といえば未来ある若者などというように良く聞こえるかもしれないが悩みが山ほど積み重なっている。

「大学は人生の夏休み。」

そう仰る方々の言葉を耳にしたことがある。現在、まさしくそうである。週に数回あるような課題を提出し、あとは講義を淡々と聞くだけ。家に帰宅すれば、少し昼寝をする日もあれば何もせずダラダラと時間が過ぎるのを見守るだけ。

毎日が楽しくないわけでもないが、人生を満喫出来ているか?と問うとそうでもない。でも、自分には同時に「やりたい事」というのを見つけることが出来ていない。

実際、私はする事がないことは幸福な状態であると説きたい。まだ定期テストの時期でも無ければ、仕事のような責任感もあるわけではない。ただ淡々と電車に揺られて通学し、淡々と講義を聞き、淡々とノートをとる。

こんな生活に疑問を抱いているわけではない。友達と過ごす時間は楽しいし、新しい知識だって身に着けながら大学に通えている。新しい資格への勉強だって楽しみながら継続できており、筋トレも頑張ってはいるつもりである。継続は力なり、というようにこれらの積み重ねは怠るつもりはない。

だがしかし、このような毎日は刺激が足りない、とも言える。毎日新しい知識を学んだ所で、新しい場所、新しい人と交流している訳ではないのだ。新しい知見を開拓するといっても、毎日同じキャンパスで同じ先生からの話を聞いていても、いずれ限界は到達するだろう。

そん状況に置かれている私。「何かをしよう。」と思い立っても、中々実行に移せない。そもそも、自分が何をしたいかすら分かってないのに、その不明な何かを実行に移すというのには限界がある。それでは、何も進めない。それこそが、日常があるのに一歩も踏み出せない事に繋がってしまうのではないか。

いずれか、一人旅に再び出発しようと考えている。目的地は未定、時期も未明。だがしかし、私は孤独を感じ、自分を見つめ直すためにもこの旅に赴く必要があると感じている。

お付き合いありがとうございました。

抹茶たいやき


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