仮説思考を高める:自己肯定感が仮説構築力に与える影響とは?
あれ?仮説思考が身につかない
仮説思考を向上させたい理由
「仮説思考」とやらを身につけないとあかんらしい、と思ったのは
鬼上司から「課題は何!」と詰められることから始まった。
「え、課題は何?」
入社当初、実はこの言葉の意味がよく理解できなかった。
今なら、「それが分かったら誰も苦労せんわ」と小言の一つも言えるが
「課題」という概念がピンとこない・・・
Google先生に聞くと
禅問答か?というような答えが返って来る。
「問題」と「課題」の違いを調べてみたが、解釈の違いみたいな文章が多くて、いまいちピンとこなかった。
「課題」とは「問題」の解決するべきもの。とか載っている。
包摂しちゃってて、単独の回答になってないんですけど。
結局自分なりにこういうことかな?と意味がなんとなく腹落ちしたのは
1.「問題」は、理想と現実のギャップ
2.「課題」は、理想と現実のギャップの中で、解決策を必要とするもの。
この2つの文章から、
なーんだ。問題も、課題も「理想」ってものが必要なのか。
誰が理想を定義するのだ?決めるのだ?
理想の状態がわからんのに、「課題は何!」って詰められたって
分かるわけ無いじゃないの。
これが分かるまでに、本当に自分はアホなのか・・・
と散々悩んだのです。
仮説思考の勉強あれこれ
鬼上司に「課題ってなんですか?」
って聞いても、「それをお前に聞いてるんだよ!」と言われそうで聞けなかったので、書籍をいろいろ揃えて読んでみた。
・コンサル◯年目で学ぶ〜
に始まり、
・◯◯思考
・外資系コンサルの〜
・頭のいい人が〜
なるほど、「課題」とやらを扱うには、まず「仮の答え」を決める必要があるのか。仮にこうだとすると、というものをたくさん配置するのか。
「仮の前提」「仮の設問」「仮の答え」
それは分かったけどさ、 、
それは分かったけど、頭で意味は理解できたけど
すみません・・・全然仮説とやらが出てこないんですけど!
ってなって、更に私はやっぱりアホなのかと本当に辛かったのです。
こころと仮説思考って関係があるかも?
今はもう退職してしまったが、気が合うライン違いの上司がいた。
私は技術部、彼は営業部だった。
いつも鬼上司からの提案書のレビューは、けちょんけちょんで
本当にこころがやばかったので
ライン違いの上司にレビューしてもらった。
そこで、新たな視点を貰った。
「正しい仮説・精度高い仮説」を導かないと、と凝り固まって、緊張を強いられていた私にはまるで福音のように聞こえたのだった。
今から思えば、「正しい仮説」ってなんだよ?って分かるのだが、その当時は本当にそんなふうに思っていたのである。
その頃から、なんとなく「仮説思考」「仮説構築力」「設問力」とかを磨く前に、もっと自分の頭やこころを、柔らかくしないとあかんのではないか・・・という仮説が閃いたのである(笑)
例えば、私はとても発言にエネルギーがいる。特に鬼上司の前ではかなり緊張するのだ。役員の方がよっぽどリラックスして発言ができる。
こんな自分を観察していて、何があるんだろうか・・・なんていつも薄っすら気になっていた。
自分なりに分析をしてみて、一つの仮説が出てきた。
こころと仮説思考の間には、強い相関があるのではないかと。
そんな書籍は探してもない・・・。
なので、我らがAIたちに聞いてみた。
ChatGPT先生に聞いてみた
Copilot先輩に聞いてみた
こころと仮説思考の関係をまとめてみた
こころと仮説思考には相関があるらしい
ChatGPT先生も、Copilot先輩も
・自己肯定感と仮説構築力は関係大アリだよ!
・自己肯定感が高いほうが、視野を高く広く持てるし、チャレンジしたいって思うからさ!
・マインドブロックがあると、創造的になれないんだよ。
・だから、自己肯定感アゲアゲで、仮説構築力を磨いていってね!
というお二人からのアドバイスを頂いた。
・失敗を恐れずに、新しいアイデアを試すのだ!との提案もいただいた。
なるほど。確かに、確かに。
大前提は間違っていないようなので、私なりに少し深堀りして、まとめてみた。
転職したばかりで自分に自信たたっぷりの人は少ないと思う。だから、誰にでも多かれ少なかれ、消極的・様子見、の状態になると思う。
だが、これが恒常的になると、トレーニングの機会を失い成長が難しくなる。というのが仮説であり、ストーリーである。
ちなみにこれは「現状仮説」とやらで、今の課題に対しての分析に過ぎない。「戦略仮説」これからどうしたらいいの?をまとめ、やってみないことには良い仮説思考とは言えないのだ、そうだ。
「戦略仮説」は、次のnoteにまとめようと思う。
※タイトル画像はCopilotで作成しました。