紋章士の指輪 評価

⭐️⭐️⭐️⭐️シグルド

装備したユニットの移動力を上げる紋章士
さらっと書いたがシミュレーションゲームにおいて移動力が1上がるのはとんでもなく大きな価値がある。そしてこの紋章士は最大6マスも増やす。アシュラ3人分。戦場のどこにいようが1ターンで襲い掛かれる。
よくアンバーくんが12マス先の敵に突進し、ゆうしゃのやりでブチ抜いていた。敵軍を縦か横1列に並ばせて「オーバードライブ」で一掃!決まれば爽快!

俺も装備したい。ちょっと多く移動したり、行動後に2マス動きたい。

活躍:難関マップで輝く機動力

前半はルイ、後半はアンバーが装備し、厄介なユニットをまとめて倒していた。
・装備するだけで移動力+1
・エンゲージするとさらに移動力+5
・直線に並んでいる敵を一掃する「オーバードライブ」
・配置の管理が格段に楽になる「再移動」
シグルドの指輪を装備するだけで移動力が1マス増える。エンゲージ中はさらに5マス増え、マップ中を駆け回る。
微妙な位置に固まる魔道士軍団にオーバードライブをブチ込み、再移動で安全地帯へ移動する。この動きがとても強い。
逃げる盗賊を仕留めるのにも役に立つ。
行動後に2マス移動できるようになる「再移動」はどんなユニットにもつけたい便利スキル。敵の攻撃範囲外から逃したり、連携持ちをチェインアタックに参加させたり、リュールの個人スキルを受けたり、セアダスやベレトの再行動を当てるための位置調整の役にも立つ。

感想:日頃から装備したい紋章士

装備するだけでいつもより多く行動出来たり、行動後にちょっと動けるようになるスキルがめちゃくちゃ欲しい。QoL爆アゲ待ったなし。

序盤でいきなりお母さんがエンゲージして突っ込んできてマジで焦った。危うくクランが死ぬとこだった。

⭐️⭐️⭐️⭐️リン


装備ユニット単体の攻撃性能を引き上げる紋章士。
最大射程20の遠距離攻撃:「流星群」による釣り出し、デバフ杖持ちの撃破、窮地の味方の援護など、幅広く活躍した。「残影」による火力補助、「速さの吸収」で速さを上げ、「攻め立て」で一方的に敵を撃破することも。高い速さ補正を活かして回避盾にもなる。

活躍:速さ=攻撃力の底上げ

我が軍ではスタルークが装備して八面六臂の大活躍を見せた。
・圧倒的速さによる追撃
・攻め立てによる一方的な攻撃
・流星群+月光による高火力長射程の攻撃
・残影で個人スキルを起動して火力補助
※周囲2マスの味方(残影含む)被弾時に力+3
・残影のチェインアタックによる火力補助
すごい噛み合い方してる。
アイアンアーチもびっくりなマップ兵器。

終盤はユナカが装備して回避盾を担った。残影による囮による釣りだしも有効だった。

感想:ソドマス,グリフォンに追撃する超速アタッカー誕生

流星群の隠密スタイルボーナスに「射程+10」と見たときは目を疑った。
うざったい杖やメティオ持ち、逃げる盗賊には何発も星を降らせてやった。

自軍ユニットの中ではスタルークと抜群の相性を見せ、攻撃面の性能をブチ上げてくれた。
50近い速さからの攻め立て+月光+必殺で大半の敵ユニットを瞬殺してくれる。勇者の弓を持たせ、怒涛の4連射で月光必殺でジェネラルをブチ抜くのが最高にアツかった。戦闘予測は0ダメージなのに1回の戦闘で倒してしまう……運に頼るのは好みじゃないが、これは流石にアガる。
終章で登場する無数のグリフォンナイトは、スタルーク&ユナカがワンパンし続けることで強引に押し切った。他にどうやって攻略すりゃいいんだろう……。

唯一の心残りとしては、
速さの吸収をスタルークに継承させてしまい、別のユニットに指輪を譲ってしまったこと。勿体ないことした……。
月の腕輪かなんかを持たせて、リンはスタルーク固定でよかった。
ユナカに持たせて火力補助と回避盾を両立させるのも悪くはなかった。

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️カムイ

道を燃やし、街に火を放ち、襲い来る敵に水と呪いを振り撒く紋章士
周囲に地形効果を発生させる「竜脈」と敵の移動を封じる「呪縛」で敵ユニットの移動マスを制限し、押し寄せる敵軍を抑える。
ファイアーエムブレムは個より群、複数のユニットに影響を及ぼす能力が戦況により大きく干渉できる。1ターンで10体以上の敵の進軍を抑え込み、抜け出した敵は味方ユニットと紋章士で叩かせる。
軍を二分した二正面作戦を行う時、大体少数側にいる。

活躍:高難度で輝く進軍阻止

もっぱら竜族……リュールが装備して敵軍の進行を抑えていた。
・「竜脈:炎」で前方1+9マスを炎上させて進軍抑止
・「呪縛」による移動封じ
・「竜呪」による敵ユニットのステータス減少
・「竜穿砲」は「呪縛」+「竜呪」で進軍阻止+デバフ撒き

竜穿砲は前方3マス(竜族なら4マス)に攻撃するエンゲージ技。
「呪縛」と合わせて最大13体のユニットを移動不能にでき、「竜呪」があれば攻撃が当たった敵ユニットは能力が低下する。
毎ターン10体近くの増援が押し寄せるルナティック後半のマップは、カムイ装備リュールが再行動しまくって対処した。

感想:白夜王国に火を放って回りたい

暗夜攻略のときに使えたらどれだけ……どれだけ助かった能力だろうか!
タクミ港、タクミ街、無数のノスフェラトゥ、タクミ城、切込みニンジャ城、多クミ……原作の竜脈より活躍してる。

⭐️⭐️⭐️ルキナ

強力なスキルに任せて強引に攻略……というよりは、スキル発動の上振れを目当てに発動し、運が良ければ攻略の補助になる 程度の使い方をしていた。火力の割り振りや受けユニットの選定など、基礎的な戦術を固めた上にルキナのスキルが乗って更に安定して次のターンを迎えられる……運頼みのスキルのわりに、最もシミュレーションの原則に則った遊び方ができる。これはこれで結構好きな紋章士だったりする。

活躍:火力、防衛の補助に役立つ

リュールやユナカ、アイビーにラピス……など、色んなユニットに回していた。
・「デュアルアタック」「デュアルアシスト」による火力補助
・「絆盾」による防御支援
・「オールフォーワン」は近くに味方がいれば敵ユニットを高確率で撃破できる

ルキナが持つスキル「絆盾」「デュアルアタック」「オールフォーワン」は確実性に欠けるが、どのような戦況でもある程度の役に立つ。
「デュアルアタック」は味方の戦闘開始時、30%の確率でチェインアタックを発生させるスキル。発動確率が低く、
かといって戦闘スタイル:連携のユニットに継承するにはSPが足りないし勿体ない……。
「デュアルアタック+」は発生確率が70%になる。ここまでくればある程度戦術に組み込めるようになる。アイビーが色んな敵を少しずつ削っていた。


感想:ゼルコバに惚れそうになった

無数の追手を振り切り、ようやく脱出地点に手が届こうか……というとき、無慈悲にも増援が表れる。自軍はボロボロ、闇シンクロした敵を倒すのがやっとの自軍に更なる絶望が訪れる。
そんな窮地に突如としてアイビー、ゼルコバ、カゲツの3人が加勢する。
ゼルコバが持ってきてくれた指輪(と竜の時水晶!!!!!)により紋章士が加勢し、どうにかマップクリアにこぎつけた。
ところで、「絆盾」って何て読むんだろう。「きずなたて」?「はんじゅん」「きずなじゅん」……わからない。

デュアルアタックも絆盾も、発生確率が微妙に頼り切れない数値。
きあいだまとかストーンエッジくらいの確率で発動するといえば信頼……できなくなる。役割論者的には必然力の範囲内だから信じていいんだろうけど。

⭐️⭐️⭐️⭐️アイク

「釣って受けて返しで倒す」FEの定石を突き詰めた紋章士
戦場に1番手として切込み、敵ユニットの攻撃を耐えては反撃、耐えては反撃を繰り返すメイン火力。
「覇克・天空」は周囲12マスへの範囲攻撃。ポールアクスやハンマーといった特効武器でブチかませばグレートナイト軍団すら1ターンで撃滅できる。
「怒り」による必殺率上昇をパネトネに掛け合わせ、あらゆる敵を1撃で仕留めるわが軍の主砲となった。

活躍:怒りの必殺連発、マップ兵器と化した覇克・天空

パネトネが装備し、すべての敵ユニットを一撃で仕留める攻撃力に任せて戦場を蹂躙していた。
・「怒り」による必殺率の底上げ
・「覇克・天空」により周囲12マスの敵軍を壊滅
・「不動」による一時的な壁ユニット化
パネトネという、ラグズ並みに力(とHP)が伸びる斧使いがいる。
「怒り」(必殺率+30%)+個人スキル「戦の血(必殺率+10%)」+キラーアクス(必殺率+30%)=必殺率70%
70%で文字通り敵ユニットを必殺する。勇者の斧を持たせて必殺チャンスを2回作ることもできる。

感想:外部に出張したアイクはパワ―キャラになりがち

俺は好きだけどな!!
スマブラで重量感のあるラグネルを振り回す姿だったり、
エンゲージではついに重装ユニットになっちまった。
アイクが蒼炎の姿でリガルソードもって元気に走り回るところもみたかった。
というか蒼炎の軌跡を出展とする紋章士がいないような……DLCにセネリオはいるけどさ。俺はやっぱ蒼炎の姿も見たかったよ。他の紋章士とのスキルの兼ね合いがあるってのもわかるんだけどさ。
追撃するアーマー、硬いバーサーカーみたいなステになりがちな出張アイクもまた味があっていい。アイクには色んな味があってしかるべきだし、俺はどんな味でも美味しく食べますとも。愛してます。
蒼炎!リメイク待ってますから!

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