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普通とは。

「普通」とは

[名・形動]特に変わっていないこと。ごくありふれたものであること。それがあたりまえであること。また、そのさま。「今回は普通以上の出来だ」「普通の勤め人」「朝は六時に起きるのが普通だ」「目つきが普通でない」
[副]
1 たいてい。通常。一般に。「普通七月には梅雨が上がる」
2 (「に」を伴って)俗に、とても。「普通においしい」参照元コトバンクhttps://kotobank.jp

「普通」という言葉を意識して使わないようにしている。「普通」の何が嫌いなのか、「普通」〜するでしょ?とか「普通」はこうでしょ。など、あたかもそれが一般論であるかのように、「普通」を押しつけられることが嫌いだからだ。

「普通」は、その人それぞれでことなる。生まれた国や育ってきた環境で、その人の「普通」が出来上がる。裕福な人は、月に何百万使うのが普通かもしれないし、内戦が多い国では、毎日銃声が聞こえることが「普通」かもしれない。

「普通」という言葉は、使いやすい言葉だ。だからこそ、意識せず「普通」を使う。「普通」に美味しいとか、どこからの目線で何と比べて何がどう「普通」なのか、美味しいのであれば「普通」なんてつけなくて良い。

「普通」を頻繁に使う人は、仲間意識が強い人が使いがちにも思える。テレビドラマや映画とかの見過ぎかもしれないが、「ここではこれが『普通』だから」とか言うセリフをよく耳にする。そのグループに所属するにはそこの「普通」に合わせないといけない。「普通」とは「その人がいる環境」とも言える。

✳︎

私は、「普通」という言葉を使わないようにしている。「普通」に疑いを持ち、「普通」について考える。「普通」を変えるにはどうするべきかを考える。

私は、「普通」に囚われ「普通」から抜け出せないただの凡人に過ぎないのかもしれない。



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