労働時間が長い、、8時間労働っていつから?
1日の時間無さすぎ、そして仕事してる時間長すぎない?
と思い、書いています。
今の日本では、1日8時間、週5日労働をベースとして働いている人が多いはずです。
自分もその1人です。
いや長くないですか?
1日が24時間で、
1日8時間で休憩が1時間で9時間は基本的に職場に拘束されるとすると、
あまった時間は睡眠時間の8時間を差し引くと7時間となる。
そして、出社の人は通勤時間があるし、食事や家のアレコレをしたりしているとどう頑張っても
余る時間は1日3~4時間程度になりそう。
残業0でもそれしかないんか!
でも、やりたいことはたくさんありますよね。
複業をしたいし、スキルアップのために勉強をしたいし、アニメも映画も見たいし、旅行にも行きたいし、友達と飲みにも行きたいし、読書もしたいし、病院にも行きたいし、健康のために運動もしなきゃだし、
それが、1週間のうち5日もあるとなるとなにもできん。
1日8時間、週5日勤務で当たり前に働いているけど、いつから誰が決めたんだ?と疑問に思いました。
■ 1日8時間、週5日(40時間)労働はいつから?
8時間労働というのはいつから始まったのか、少し調べてみました。
◎ 産業革命当初、労働時間はものすごく長かった
産業革命初期のイギリスでは労働時間の規制は存在せず、
労働時間は1日 10~16時間ほど、休日は週に1日のみでした。
しかも幼い子どもで再会も長時間働いていたそうです。
※ 産業革命(1760年代~1830年代)
◎ 1817年にはじめて?1日8時間労働という言葉が出てきた
1817年にイギリスの実業家であるロバート・オーウェンという人物が、
1日8時間労働を目標として、「仕事に8時間を、休息に8時間を、やりたいことに8時間を」をスローガンとして提唱しました。
◎ 20世紀にはじめて8時間労働と週40時間が確立された
1919年国際労働機関(ILO)で「1日8時間・週48時間」という労働制度を定め、国際的労働基準として確立されました。
このときはまだ、48時間なので休日は1日だけ。
その後、アメリカで連邦公正労働基準法により
1938年、週40時間が原則と定められ徐々に週40時間が定着していったようです。
◎ 日本で8時間、週40時間が定着するのは平成になってからだった
1947年に制定された労働基準法は1日8時間、週48時間を原則としました。
そして、1987年に週40時間が目標化されたあと、
1993年に週40時間労働制が実施されるようになったのです。
なるほど、だいぶ昔に規定された労働時間の基準が今も残っているっぽいですね。
■ 今後労働時間は短くなっていく
ただ一方で、週4日勤務ができる企業も増えていることや、個人事業主(フリーランス)として自分の裁量で働くことがしやすい世の中になっていることから労働時間は今後どんどん減っていくと思います。
事実、労働時間の原則は変わらずとも実際の労働時間は減少傾向にあるようです。
■ どう考えて生きていくか
いやー自分も仕事で結果は出したいけど、他にもたくさんやりたいことある!
だから短い時間で成果を出して、他の時間でやりたいことやりたい!
なんて思います。
そんなにうまくはいかない、
そんななかあなたはどう考えてどう生きていくのか。
仕事に全振りして成長やお金を求めてもいいし、
余暇やなにか夢を追いかけてもいいし。
自分の人生においてなにが大切なのかを考えて、その大切なものに時間を費やして楽しく生きていきたいですね。