仕事に臨むスタンスの甘さを実感しました. "なぜ、あなたの仕事は終わらないのか" を読んで
はじめに
著 中島聡. なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である
この書籍を読んで、一流の人がどんなことを考えながらどんな風に仕事と向き合っているのかを知ることができる良い本でした!
自分もこんなかっこいい大人になりたい。
印象に残った部分とそれを受けてどう思ったか
1. ロケットスタート仕事術:仕事はスタートダッシュがすべて、質を高める前に仕事を終らせる見通しを立てる
>・すべての仕事をスタートダッシュでこなして、絶対に終えられる納期を導き出す
・最初の2割の期間を「見積もり期間」としてもらい、実際には、仕事量の8割を終える
・最初の2割の期間で8割の仕事ができなかったら、期限を延ばしてもらう
>ロケットスタートを実践するときのコツですが、前倒しで取り掛かることです。仕事が決まったら、すぐにやってください。
> 締め切りに間に合うことが明らかな状況であれば、質を高めるために時間を使うのは間違っていません。問題なのは、まだ仕事が終わる見通しが立ってもいないのに、質を高めるためにあれこれ工夫を凝らそうとすることです。
>すべての仕事をロケットスタートでこなす。忙しくないときこそハードに仕事をこなす。
なぜ心に刺さった?
仕事を終わらせるスピードを上げたいと思って色々な方法を試していた。ただ、なかなか仕事のスピードが上がっている実感がなかった。
細部に拘る前に全体を終わらせることが本当に重要。
仕事を見積もることが重要なのは認識していて、仕事をやる前に段取りを考えることはできていた。しかし、やっぱり見積もり、段取り通りにいかないことが多く「この仕事の進め方で本当にいいのかな?」と考えることが多かった。
なので、「仕事を見積もる段階で仕事を8割終わらせにいく」こうすることで本当の見積もりができる、という考え方なら上手くいくかも、と思うことができたから。
これを受けてこれからどうするか
仕事が発生した瞬間に2割の期間の期日を設けて、その期間までにどこまで終わらせるかをタスクに記載する。
そしてそのあとすぐに無心でその仕事を終わらせにかかる。
界王拳20倍!!
2. 人生を変えるため、人生を楽しむために明日やることのタスクリストを作成する
>人生を変えるには覚悟が必要です。あなたが今日から実践すべきこと、それは夜寝る前に、明日やることのタスクリストを作ることです。これをやらなければいけないのは「絶対」です。
>この本を閉じた後にあなたが作るタスクリストは、未来の地図です。それに従って進んでいけば、ここではないまったく違う新たな場所にたどり着くことができます。だからタスクリストは「書くもの」ではなく「描くもの」です。明日の分のタスクリストが完成したら、スマホをいじったりせず、明日の仕事のことを考え、ワクワクしながらベッドに入りましょう。
なぜ心に刺さった?
朝の時間に自己研鑽や仕事の時間をとっていてもなかなか集中できずに過ごしてしまうことが多かった。
やることが決まっているといつも集中力高くできることが多かった。
一つのタスクを15分以内に終わらせられることに限定する、という部分も一流の人はやはりタスクを細かく分解することを大切にしているのだな、と改めて小さくタスクを分解することの大切さを実感した。
これを受けてこれからどうするか
毎日夜寝る30分前に翌日朝にやるべきタスクをノートに作成する。
楽しいタスクに限定する。(楽しくないとやる気がでないから)
感想
まず、今の自分の仕事への取り組み方が本当に甘いことを実感した。
かなりマッチョな内容で「結局、根性論かよ」とか思ってしまう部分(界王拳20倍とかw)もあったけど、結局そういう根性論的な部分とか時間を投下するとかは他の人より成果を上げたいと考える人であれば避けては通れないんだなと感じた。めちゃめちゃ成果を出している人だからこそ。
それから、本を読んでいて終始感じた部分は最後の一節に表れている気がした。
>一度しかない人生、思いっきり楽しもうぜ。やりたくもないことに延々時間をとられてるなんて、もったいないぜ。
著者の中島さんは本当に仕事を愛していて人生を謳歌している。自分もそういった、自分のやっていることに誇りをもち、仕事を愛して熱中しているかっこいい大人になるぞい。
かっこいい大人が書くかっこいい仕事の本でした。いい本だった!