共感能力は最高のギフト!!


世の中には共感能力が高い人たちがいる。
それは、つまり、共感能力が低い人がいることなのだ。(世の中のバランスはうまく取れている)
共感能力が高い人は常々「なぜ、こんな人が傷つくことを言えるのだろう?」と不思議に思うことが多々あったはずだ。
私もよく感じたが同級生では同じように感じている人は隅に追いやられ、陰キャとして扱われていた記憶がある。
学校では、声が大きく体格の良い生徒が威張り散らしていることがよくある。彼らにひどく傷つく言葉を投げつけられても、「傷つく方が悪い」だの、「みんな同じように大変な思いをしている」などふざけた事を言ってくる。なぜ、繊細な私たちが我慢を強いられるのか理解ができない!
そういうわがままな生徒が特に叱られもせず良い思いをしているのはとても悲しい気持ちになった。悔しかったし、周囲の大人に相談をしても、みんな口を揃えて我慢しなさい。と言うばかりだった。
私は、相手を大人しくさせるよりも、私を黙らせる方が簡単なんだ。と諦めるようになった。
私が改めて共感能力について知ったのは大人になってからだった。
ざっくりだが、共感能力が高い人(真に高い人)は全人口のおよそ5%から10%ほどだと様々な書物を読み確信した。
私はこの真理にたどり着いた時に「なるほど!だから、あんなに大変だったのか!」と深く納得し、同時に私の心の中の氷がどんどん溶けていくのを感じた。

共感能力が少ない人はこれからどうやって生きていくのだろう?

そう、考えるとぞっとした。


私は、共感能力をうまく使えずひどく振り回されている人と出会えばあなたはとても素晴らしいギフトの持ち主だ、だが、それを扱うには訓練をする必要がある。と伝えている。
しかし、こういうギフトを持っている人には深い共感とあなたがいかに素晴らしい才能の持ち主であるかを説くことで彼らの顔はみるみるうちに明るくなり、目が輝きだすのだ。
時には、話をよく聞いてもわからない。や、覚醒のタイミングがまだきていない人もいる。(当たり前だ)その時には無理にわかってもらうことをせず、あなたが持っているギフトが素晴らしいものだとお伝えするにとどまる。

そういえば、共感能力が高い人と相槌が上手い人は全くの別物である。相槌が上手い人はイラっとさせる営業マンみたいなもので、なんでもかんでも「はい!はい!」とは聞くものの、こちらの意見が全く反映されていないのだ。私は一体この人なにに返事をしているのだろう?いつも疑問に思っている。
共感能力が高い人というのは、相手の立場になって考えれる人である。
共感能力が高い人というのは、ドラマの大失敗のシーンでチャンネルを変える人である。
共感能力が高い人というのは、過去非常に大変な思いをした人である。

大変でしたね、頑張ったね、そう自分に言い聞かせてほしい。
あなたの持っているギフトはとても素晴らしい。

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