【スプラトゥーン2】上手い人が言ってることを鵜呑みにしてはいけない
どうもこんにちは、またりんです。
最近では、Youtubeにスプラトゥーン2の動画がたくさんアップロードされています。
普段どういう考えで、トッププレイヤーの人の動画を見ていますか?
ウデマエを上げたい!と思っているプレイヤーの方なら、「立ち回り参考にしたいなー」という気持ちで見ている人が多いんじゃないでしょうか?
というわけで今回は、上級者のプレイを真似すること、言ってることを鵜呑みにすることの危険性について書いていこうと思います。
(この記事は安定XP2200以下のプレイヤーを対象にしたものです。)
上級者も完璧ではない
まず前提として理解しておきたいのが、「上級者でもミスをする」ということです。
XP3000に行くような猛者でもミスをするので、XP2700, 2800のプレイヤー、しかも動画撮影のため喋りながらのプレイだとかなりミスをしていることになります。
実際XP2500程度の私の目から見ても、「これは人数不利でしかも位置バレてるから突っ込むのは違うと思う」と明らかに気づけるミスをしていることがあります。
ただそれでも、圧倒的なエイム力、もしくは相手側が下手だったことにより強引にミスを無かったことにして試合に勝利してしまうことがあります。
「上手い人がやってるからこれは正しい立ち回りなんだろうなー」
「上手い人が言ってるからほんとなんだろうなー」
「上手い人でもこれは死ぬんだ、じゃあ自分も同じパターンで死んだときは気にしないでおこう」
などと思ってしまうのはかなり危険です。
上級者のプレイを見るときは、これは正解なのか間違っているのかを考えながら見るようにした方がいいと思います。
(ちなみに、いい解説者だとミスしてるときはちゃんとミスしてると言ってくれるので分かりやすいです。)
上級者が言ってることを鵜呑みにしてはいけない例
いくつか、実際に上級者の人が言ってたことを挙げてみます。
(どこで聞いたか覚えてないものが多いのでご了承)
ここに挙げたものは、実際に私が過去に鵜呑みにしてしまって、直すのに時間がかかってしまったことです;;
最初からもう少し例外とかを考えていれば…
・エリア塗ってくれ!!
ZAPなど塗れるブキを持ってエリアを塗りながら、味方に言う言葉。
味方も塗りブキで、塗り合いして勝てるならいいんですが、味方のブキが塗れないブキの場合は別です。
塗れないブキは、エリアの塗り合いが始まると確実に塗り負けてしまうため、塗り合いが始まってしまったら速攻キルを取りに行く必要があります。
この言葉を鵜呑みにして、「エリアの塗り合いではちゃんと塗らないと!」と理解してしまうと、プライムなどの塗れないキルブキで一生ぬりぬりと塗り合いしてしまう立ち回りの完成です。
自分も経験しましたが、本当に弱いです。
ただ、敵がいないときはちゃんとエリア塗りましょう。ブキ問わず。
・塗ってるだけで勝てる
塗ってるだけでは勝てません。キルは最大の塗りです。キルした方がお得です。
もし塗ってるだけで勝てたのなら、ただ味方が強いだけか、立ち回りがありえないぐらい上手いかのどちらかです。
「キルが苦手な人向け!しっかり塗る立ち回り」みたいな動画でも、結局キルしてるんですよ。キルはとっても大事。
ひたすら塗ってスペシャルを回すだけの立ち回りはとっても弱いのでやめましょう。
・ひたすらオブジェクト関与しろ
オブジェクト関与するためにはキルが必要です。
敵が4人生きてる状態でオブジェクト関与しても無意味です。
特に前衛のキルブキこそオブジェクト関与を放棄する頻度が多くなります。
前衛がアサリ集めてばっかりだと、前に出る人がいないので後衛がめちゃくちゃ動きづらくなります。
オブジェクト関与は、時と場合によることを理解しておきましょう。
ひたすらオブジェクト関与して勝てる単純なゲームじゃないです。
・前衛はゾンビ積もう
ガチマッチはゾンビ弱いです。
「私はキルせずに連続デスします」って言ってるようなもんです。
例えば、ノヴァブラスターで「イカ速イカ忍」のギアと、「ゾンビガン積み」のギア、どちらがキルを取りやすいでしょうか。前者ですよね。
ならイカ速イカ忍にしましょう。どう考えてもキルを取れるギアのほうが強いです。
上手い人がゾンビを積んでるのは、別にゾンビギアでも対面余裕で勝てるから保険で積んでいるだけです。
自分にそんな実力があると思う人はゾンビを積んでください。
そうじゃない人はイカ忍イカ速を積んで少しでも対面勝率を上げるべきです。
・潜伏ばっかりするな
極端に長い時間でない限り、潜伏は有効なテクニックです。
上手い人ほど潜伏がかなり上手です。王冠勢の前衛ブキを相手にしてたときに痛感しました。
基本的に、「1キル取れた後に生存」以上のことができた潜伏は成功だと思っています。
2キルとれたら最高、3キル以上とれたらもうMVPです。
1キルして相打ちは微妙、0キルは最悪です。
ここで大事なのが、潜伏する時間はあまり関係ありません。
例えば、ガチエリアで相手を3落ちさせた後、残りの1人の敵は味方3人が囲んでいたので自分はすぐに潜伏を開始したとします。
ここから、相手がスペシャルを貯めて高台から降りてくるまでひたすら潜伏を続けたとします。カウントでいうと30~50ぐらい、かなり長い時間です。
ただ、それでもそこで1キルを取れたら潜伏は大成功です。それまでの潜伏してた時間は関係なく、十分な貢献です。
「長時間潜伏するな」「潜伏ばっかりするな」という言葉を鵜呑みにして、途中で潜伏をやめてボムを投げてみたり、最初から周りを塗りまくって体を晒していればこのキルは発生しなかったでしょう。
「潜伏してる間は自分がステージ上にいないも同然の状態」
という言葉は間違いです。
「潜伏してる間は自分がステージ内のどこにいるのか分からなくて、相手にクリアリングしなければいけないという圧をかけている状態」
というのが正しいです。
ローラーが常に体を出してバシャバシャしてたらどうですか?楽に動けますよね。
ひたすら潜伏されてどこにいるかわからない状態になっている方がよっぽど動きづらいです。
もちろん、潜伏するべきじゃないタイミングなどもありますが、とにかくここでは潜伏は全然悪い行為じゃないということが言いたかったです。
・人数不利になったら引け
人数不利になったら引くというのを徹底するとどうなるか。
例えばルールはガチヤグラ、初動の4vs4で、味方が1人倒されて3vs4になりました。
「人数不利になったら引かなきゃ!」と後ろに引き前線を下げます。
相手はヤグラに乗って第1関門まで進めていきます。
味方が復活しましたが、また誰かがやられて3vs4になりました。
「人数不利になったら引かなきゃ!」と後ろに引き前線を下げます。
相手はヤグラに乗って第2関門まで進めていきます。
・・・
どういう状況か分かるでしょうか。
相手からすれば、敵を1人倒すだけで前線が上がる簡単な試合になってますよね。
このことから、「人数不利=下がる」が間違いであることが分かります。
人数不利の時は、味方が復活するまでラインを維持するのが正しい動きです。
そのために重要なのが潜伏。潜伏していると、相手はクリアリングの手間がかかるためラインを上げづらくなります。運が良ければキルが生まれ形勢逆転も起こります。
位置がバレてて潜伏もできない、ライン維持も無理だ!となった時に初めて「引く」という選択肢が生まれるんですね。
「人数不利になったら引く」というのは一見筋が通っているように聞こえるかもしれませんが、よくよく考えれば徹底すると危険だということが分かります。
上手い人から何を学ぶか
結論から言います。小技です。
ハコフグホコの11ごっつんこみたいな、知ってるだけで簡単にマネできるテクニックです。
ここ入れるんだ~とか。
ここ登れるんだ~とか。
チョウザメの右の金網に手前から入る方法は2通りあるんですけど、そういうのとかね。
(ちなみに、右の壁を登ってすぐ後ろにジャンプ、手前の小さいブロックの上から右にジャンプ、です。)
自分はスクスロを使ってるので、スクスロ使いの人の配信から色々学んだりします。
最近だと、Bバスのタワー裏に曲射を入れる方法だとか、アロワナの右壁裏に曲射を入れる方法だとか…
もちろん自分でも試してみて色々見つけたりもします。
上手い人のプレイって簡単にはマネできません。
AIMありきの強引なプレイをしているプレイヤーも中にはいます。
それが本当に正しい立ち回りだとは限りません。
ですが、小技なら別です。
正解も間違いもないですし、知ってるだけで簡単にマネできます。
知識はとても大事です。知ってるだけでかなり上手くなれます。
ハコフグホコの11カウントとか、知ってるか知ってないかで勝率にかなり差が出るはずです。
というわけで、上手い人のプレイを見るときは、まずは小技をマネしてみることから始めてみてはいかがでしょうか。とてもおすすめです。
もちろん普通に、「ここはこういう判断でこうしたのかなーすげー」とか「ここは明らかに違うよね」とか、考えながら見るのも楽しいのでいいですよ。
おわり。
ここまで読んでくださった方はありがとうございました!
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