「私の愛する宝者」 おもいのきろく
上から全てを覗き込んだ気になって
海の向こうの蜃気楼を
ただ揚々と眺めているだけの
形のない人達は
叩くときっと音がする
それでいいんだ私
私で居ればもういいんだ。
分からない人も多いけど、
分からないのならそれでいい。
分かる人が分かればいい。
でもそれも本当は分からないけど、
分からないなりに分かる人と付き合えればいい。
共に居られればいい。
そういう人を大事にしたい。
そういう人と歩みたい。
上から全てを覗き込んだ気になって
海の向こうの蜃気楼を
ただ揚々と眺めているだけの
形のない人達は
ただ私の居たい誰かの輪郭を覚えさせるだけ。
嗚呼、貴方だったの。
見つけた。
私の宝者。