今夜、すべてのバーで
こんばんは。つい一昨日くらいに年が明けたような気がしますが、もう2月なんですね。。
酒に呑まれる
私はお酒を飲むことが好きで、よく酒村ゆっけ、さんのYouTubeを見ながら晩酌をしています。
ゆっけ、さんが動画中で、中島らもさん の『今夜、すべてのバーで』についてお話をされていたのがきっかけで、手にとる巡り合わせになりました。
太陽と海
『食道に、ぽっと灯が点る。』
日々酒焼け。そこに酒を流し込むと、太陽がでてきたような喉の当たりが暖かい感覚になったこと、あると思います。
アルコール中毒の気質があるからかこの表現にとても惹き込まれ、2時間足らずで読み切ってしまいました。
人生においての勤怠
『この「普通さ」を守る一種の砦のようなものになっていたのは「タイムカード」の存在だ。』
『「タイムカード」という守護神がおれの生活から消えてしまった。』
学生無職だからか。ストロングを手に取る度、鈍痛のようにこの言葉が効く。
最低限の外出以外は、家から出ず忘れるために呑まれる。お酒の美味しさ、混ぜる楽しさはとうの昔、幼少期のブランコくらい遠ざかってしまった。
酔拳
リモートワークが広がる、会社と家の境が無くなった今、仕事中でもお酒を飲む方が増えている。自粛でお店も開いておらず、ストレス発散にお酒を選ぶ方も多い。
お酒を飲む目的が、酔うためだとしたらアルコール依存に脚を引き込まれている。
飲まない方こそ呑まれてると思うのなら、恋人のGPSを毎分確認するのと同等の依存だ。
ただ依存は悪でないはずだ、人はひとりじゃ生きれないのだから。生きるための手段だと言い張ればいい。
日常に大した不満もないのに、明日に行くためにお酒を飲む。
それこそ何を忘れたいのか
「…。忘れたよ、そんなことは」
またたび。
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