Tinderレポート3
Tinderで出会った男性とご飯について、個人を特定されない程度に面白そうにレポートしています(?)3大欲求の2個が詰まった記事です。
・エピソード
・行った場所
・ご馳走して頂いたご飯(公式、食べログ)
・諭吉、大人の有無、特徴
こんな感じで書いていきます!
読んでいただけると、とてもとてもうれしいです、、!よろしくお願いいたします。
ロミジュリ
ムシャクシャしていた。
ラーメンを食べて、承認欲求を満たそうとしていたらATMの起動音に邪魔をされた。
「なんで俺にしないの?」
選ぶ権利は私にもある。お前である理由はどこにもないだけだ。これ以上口を開いても会話にすらならない、被害者ヅラに徹することにした。
ひたすら泣いて、選べない自分が一番かわいそうなのだと訴えかける。早く視界から消えて欲しい、その一心で涙を流し続ける。
長かった、抱けもしない女を眺めるのにそこまで時間を割く必要性はないのに。これが愛だと言うのなら、やっぱりお前以外からもらいたいと思った。
男で空いた穴は男で埋めよう。代わりは液晶越しにいくらでもいるのだから、好きな者を好きなだけ食べれば良い。
近くに住む二十代の会社員と呑むことにした、歪んだ目元を直しながら待ち合わせ場所に急ぐ。
孤独感の消費期限は短い、すぐに腐って大きな傷跡を残してしまう。だから今日も誰かの隣で過ごしたい、誰でも良いから必要とされたい、その誰でもに含まれる人は絶滅危惧種並みにレアだけれど。
田舎特有の待ち合わせ場所が少ない事件。駅前のコンビニで、暑い中自転車でくる彼のためにと、ストロングゼロを買った。蒸し暑い日はストゼロが体にしみる、私はできる女さんなので気が利く。
お会計を済ませて外に出ると、明らかに誰かを探している男ありけり。しかしその顔違ひけり、我いと帰りたひとおもふ。写真詐欺は懲役20年以下を法律に追加して欲しい。
出されたものは残さず食べる主義なので、トボトボと着いていくことにした。
着いた先は家具ひとつなかった。内見の申し込みはした覚えがないんですが。
湿気で少しベタつくフローリングに座ってプルタブを開ける。
♪〜1本でもほろ酔い、2本ではガチ酔い、3本では泥酔〜♪
(いっぽんでもニンジンに乗せて)
意識不明の一向聴になった頃、太腿に手が触れた。ぎこちない腰つき、快感以外何も見えていない目線、全てにおいて三流だ。情事を終えてもイラつきは晴れなかった。
「ガス通ってなくて、水でいい?」
飲み物じゃなくて、シャワーの話だ。
玄関を出ると生温い風が肌を撫でる。水シャワーも案外悪くないと思った。
<内訳>
・内見 2.5諭吉
・大人あり、酒あり
・水シャワー、床しかない、顔が違う
新居に人を呼ぶときは、マットレスくらい用意しようと思いました、 まる
ここから二日酔いのような後日談に入るので、一度優しい食レポを挟もう。
冒頭で食べていたラーメンは、青木商店さんの黒ニンニクマー油ラーメンだ。麺は少し太めで軽いウェーブがかかっている。スープは豚骨に醤油がキリリと効いていて、マー油と卓上のフライドガーリックと併せて啜ると、熊本ラーメンと家系ラーメンのハイブリットな味わいがある。ネギ飯も一緒にオーダーすることをお勧めする。ほうれん草、ニンニク、黒胡椒を乗せたら、レンゲでスープをかけて家系おじやを掻き込むのがシメにお勧めだ。
ここから先は
¥ 200
炊飯器買いたいです^._.^貯金もします^._.^猫に小判^._.^